算数部会 『自分事の算数』における数学的コミュニケーション(4年次)(2024年度 第87回教育実際指導研究会)

教科・単元、キーワード
  • 算数・数学
  • 探究力・活用力
  • 社会情動的スキル
  • てつがく
  • 対話的な学び
  • 主体性
コンピテンシー
  • 批判的思考力
  • 創造的思考力
  • 協働力
  • 問題解決力
  • 省察的思考力
  • 他者理解力
  • エージェンシー
校種・学年
  • 小学校
  • 小1
  • 小2
  • 小3
  • 小4
  • 小5
  • 小6
校種間連携
概要

本校算数部では、「協働的に学ぶ姿」や「責任をもって学ぶ姿」、そして「安心して議論できる空間」といった子どもの姿や学びの空間を大切にしながら、2015 年度より、研究テーマを「自分事の算数」として研究を進めてきた。「自分事の算数」とそのテーマ設定の理由は下記の通りである。「問題に主体的に関わり、よりよいものを求めて自分の考えを吟味し、責任をもって思考し続けていく」学びが展開されていく時、学んでいる算数が自分事になっていると言える。そして、このような学びを「自分事の算数」とする。
他者の考えや問題場面と関係づけながら自分の考えを吟味し、思考し続ける学びとするためには、問題に対して主体的に関わることが第一歩であると考えた。また、自分事として捉えた学びであれば、問題解決を通して学んでいる算数のよさを感得できるはずである。このような理由から、研究テーマを「自分事の算数」とし、実践を重ねてきた。2021 年度からは、テーマを「『自分事の算数』における数学的コミュニケーション」とし、主に個の学ぶ姿に焦点を当ててきた研究を、他者との関わりの中での学びという視点から捉え直し、“解いて終わり”ではなく“解いて始まり”となる数学的コミュニケーションの意味や役割を考えてきた。
1年間を通して、まずは自分でやってみること、考えてみることを促し、その過程で生じるであろう、面白さや不思議さ、違和感や困ったといった思いを大切にしながら、実践を積み重ねてきた。そして、解決したい、何とかしたいという思いのもとになされる数学的コミュニケーションだからこそ、互いの言葉や対象と向き合い、見方や考え方が更新されていくと感じた。そのためには、教師自身も一人の学び手として、教師自身の思いも大切にしながら、子どもの言葉や対象とじっくりと向き合い、聴き、考え、必要に応じては問い、ともに学びをあんでいくことが必要と言える。このように、ともにつくる学びの空間の中でこそ、子どもたちは思考の方法を学び、探究する姿勢が育まれていくのではないかと考えている。

出典:第87回教育実際指導研究会(2024年度)発表要項, p.64-67.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属小学校 岡田紘子・河合紗由利・久下谷明・冨田京子・長濱和代

論文・教材本文
算数部会 『自分事の算数』における数学的コミュニケーション(4年次)(2024年度 第87回教育実際指導研究会)
関連情報
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  • 登録日時 2025-07-07 14:53:23
  • 更新日時 2026-04-02 11:06:45
  • ページビュー数 16回