探究力・活用力が発揮される生活(2年次) 「道具」持つ・選ぶ・活かす(2013年度 幼稚園研究紀要)
- 教科・単元、キーワード
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- 保育
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 課題研究
- 主体性
- 校種・学年
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- 幼稚園
- 校種間連携
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- 概要
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お茶の水女子大学附属幼稚園は、昨年度より「探究力・活用力が発揮される生活」というテーマのもとに研究を進めてきました。本年度はその2年目ということになります。
この研究を遂行するにあたり、より具体的な考察を進めるために、昨年度は園児たちの日常生活の中で「透明なもの」が果たす役割に着目しましたが、今年度は子どもたちがどのように「道具」とかかわっているのかに注目しました。そしてそれをめぐって子どもたちの好奇心や感性がどのように発現し発展していくのかを観察しました。
園の中には多種多様な「道具」が存在します。そのような「道具」を子どもたちは本来の用途に従って使うこともありますが、元来の目的とは全く異なった使い方をすることもあります。また、現実の「道具」に「似たもの」を新たに作り出すこともあります。このように「道具」とのさまざまなかかわりによって、子どもたち一人ひとりの心が豊かになるとともに、自分と友達との関係も広がっていきます。
この紀要には多くの事例が集められ、そこから考察が発展しています。この事例のーつーつが大変興昧深いものです。ここには子どもたちのある日の日常の生活のひとこまが切り取られて、たいへん生き生きと描かれています。教員たちは、日常の園児たちの具体的な行動を注意深く観察し、子どもたちの感情や行動をしっかりと受け止めて、そこからその子どもに応じた、あるいはその場面に応じた指示や対応を行い、子どもたちの意欲を引き出し、また成長させようとしています。
この研究紀要をお読みになっていただければ、本園の教員たちがいかに子どもたちの「探究力や活用力」を引き出し、また育てようとしているのかがお分かりになっていただけるのではないかと思います。そして皆様方のこ意見やこ批判、こ提案を頂くことによって私たちの研究をさらに一層深めたいと考えております。
出典:2013年度 幼稚園研究紀要
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属幼稚園 宮里暁美・佐藤寛子
- 論文・教材本文
- 【目次・日本語】 探究力・活用力が発揮される生活(2年次) 「道具」持つ・選ぶ・活かす(2013年度 幼稚園研究紀要) 【目次・英語】 探究力・活用力が発揮される生活(2年次) 「道具」持つ・選ぶ・活かす(2013年度 幼稚園研究紀要)
- 関連情報
- 探究力・活用力が発揮される生活(1年次) 「透明」透ける・透かす・透きとおる(2012年度 幼稚園研究紀要) 探究力・活用力が発揮される生活(3・4年次) 「からだ」 うごく・うごきだす つながる・つなげる(2014・2015年度 幼稚園研究紀要)
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