第1学年「国語」学習指導案「ともだちにつたえよう・ともだちのはなしをきこう」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 接続
- てつがく
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 校種間連携
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- 概要
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本校は,これまで低学年教育課程の改訂に取り組み,1年生はサークル対話と計画表を用いた個別の学習を中心に学習活動を行ってきた(くわしくは,課題別部会「接続期からつながる低学年部会」参照)。 本時で行うサークル対話は,子どもたちが1つの輪になって座り,生活の中で見つけたことや感じたこと,興味をもったことなどを語り合い,聴き合う学習活動である。4月の頃は,リラックスして話すことと,友だちの話を聞くことを意識してサークル対話の場を作ってきた。当初は,後ろを向いて自分の世界に入ってしまう子もいたが,少しずつ話が聞けるようになってきた。この頃の発表は,「つりにいきました」「やきゅうをみにいきました」など,出かけた話を発表する子がほとんどであった。
5月下旬から,子どもたちが発表したことを文に表す活動を始めた。「自分が話したことが文になる」ことが,書き表すことの動機づけになると考えたからである。とはいえ,すべての発表を取り上げるのは難しい。そこで,発表された話題から「一番いいなあ」と思った話題を選ぶことにした。進め方は,発表を1つ選んで黒板に話したことを書き,子どもたちと声に出して読みながら,発表者の伝えたいことが表されるように文章にし(共同推敲),最後にノートに視写する流れで行った。視写する際は,自分なりに挿絵を入れてまとめることにした。この活動を始めると子どもの発表が劇的に変わり,発表する内容にあったモノが持ち込まれることで視覚的に理解できたり,日常の出来事が話されることが増えて聴き手が自分の経験からイメージしやすくなったりしたのである。こうして,少しずつ語られることばや表現が豊かになり,自分たちの発表が学びにつながっているという意識を持ち始めてきた。2学期からは,共同推敲して仕上げた文章の題名を考えることを始めた。題名をつけるためには,どんな話であったか,話し手が一番伝えたいことが何かをつかむことが大切になると考えた。3学期は, ほとんどの子が題名を考えて発表を行うようになり,話の中心を意識した発表になってきている。現在は,少しずつ話す文章が長くなり,聴く側にもかなりの集中力が必要になる発表も出始めてきた。共同推敲では,読点をどこに打つと良いかやことばの言い換え,重複したことばを直すなどの学びが行われている。このような学習を通して,自分が伝えたいことが表現できる子どもを目指して学びをつくっていきたいと考えている。
出典:第78回教育実際指導研究会(2015年度)発表要項, p.81. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 本田祐吾
- 論文・教材本文
- 第1学年「国語」学習指導案「ともだちにつたえよう・ともだちのはなしをきこう」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
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