探究する心を育むⅣ (2016年度 日本保育学会第69回大会 発表要旨)

教科・単元、キーワード
  • 保育
  • 探究力・活用力
  • 対話的な学び
  • 評価
  • 課題研究
  • 主体性
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 幼稚園
校種間連携
  • 幼稚園
  • 大学
概要

本園では、「探究力・活用力が発揮される生活」というテーマで、4年にわたり実践事例をもとに研究をしてきた。1年次、子どもが好んで関わる「透明」なものに着目し、その魅力に迫ることで「探究の道筋」を明らかにした。2年次は、子どもが遊びの中で思いを実現するときや、遊びを創り出すときに必要不可欠なものを「道具」と定義し、「道具」と関わる子どもの姿に着目した。そして「道具」との関わりが深まることで、より考えたり工夫したりしようとする探究へとつながっていくと考えた。3・4年次は、「もの」との関わりの中で生き生きと動き出す子どもの「からだ」そのものに着目した。子どもは、自分らしくあることを保障され安心感を得ると、周りのもの、ひと、ことに触発され、からだが思わず動き出す。そして動き出した子どもは、さらに周りのもの、ひと、こととつながりながら、探究を深めていく。そこには、どのような教師の援助が必要なのだろうか。本研究では、「探究する心を育む」ための教師の援助について、実践事例をもとに省察していく。

出典:杉浦真紀子・伊集院理子・伊藤綾子・上坂元絵里・佐藤寛子・高橋陽子・灰谷知子・渡辺満美(2016)「探究する心を育むⅣ」日本保育学会大会発表要旨集, 69, p.813.

※本研究は、倫理的配慮に基づいて実施された。

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属幼稚園 杉浦真紀子・伊集院理子・伊藤綾子・上坂元絵里・佐藤寛子・高橋陽子・灰谷知子・渡辺満美

論文・教材本文
探究する心を育むⅣ (2016年度 日本保育学会第69回大会 発表要旨)
関連情報
探究する心を育むⅠ~ものとの関わりを手がかりにして~(2014年度 日本保育学会第67回大会 発表要旨) 探究する心を育むⅡ~生き物博物館の実践から~(2014年度 日本保育学会第67回大会 発表要旨) 探究する心を育むⅢ~道具との関わりを手がかりにして~(2015年度 日本保育学会第68回大会 発表要旨)

この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています

  • 保育カンファレンスの検討Ⅱ―ひとりの保育者の変容・自己理解から自己洞察へ―(1997年度 日本保育学会第50回大会 発表要旨)

  • 「考える」英語の授業を創る ―「平和・人権」をテーマとして―(2013年度 中学校研究紀要 第42集)

  • 2年「理科」学習指導案 「消化はなぜ必要なのか」(2024年度 中学校公開研究会)

アンケート

本教材・論文の感想をお教え下さい。



Q1.本教材・論文は参考になりましたか

参考になった   ←   どちらでもない  →   参考にならなかった


Q2.本教材・論文を活用して実際に授業等の教育活動を実践したいとお考えですか

実践したい   ←   どちらでもない   →   実践は考えていない


Q3.Q1、Q2でお答えになった理由や、本教材・論文に関するご意見ご感想など、ぜひお聞かせください


Q4.あなたご自身についてお教え下さい

ご所属:


職種:


*ホームページ等へコメントを掲載させていただくことがあります。ご了承ください。


  • 登録日時 2018-12-29 17:24:23
  • 更新日時 2025-04-16 17:52:36
  • ページビュー数 288回