中1での図形指導の改善 ―ICTを用いた創作による図形の移動の活用―(2022年度 第104回全国算数・数学教育研究(島根)大会)

教科・単元、キーワード
  • 算数・数学
  • 社会情動的スキル
  • コミュニケーションデザイン
  • ICT(情報通信技術)
  • 対話的な学び
  • 主体性
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
校種間連携
概要

本研究は,中1における図形の学習指導改善の方向性を提案することがねらいである.その際,先行実践・研究の分析や,授業研究を重視して,具体的な提案を目指す.
日常生活の様々なデザインは,伝統模様を含め,図形の移動によって構成されたものが多い.しかし,「図形の移動」の小単元では,思考力,判断力,表現力等の育成を意図した実践研究,学習活動もあまり盛んに行われていないように思われる.
そのような中,図形の移動を活用して模様を創作する実践に,小石沢(2022)がある.小石沢(2022)では,既存の帯模様を分類する活動を行い,図形の移動について理解を深めた上で,生徒が手がきで帯模様を創作している.この創作にICTを使えば,生徒が図をかく作業が軽減され,作品の完成度が上がって,モチベーションを高めることができるのではないかと考えた.
そこで本稿では,「ICTを用いた創作による図形の移動を活用する学習活動について指導への示唆を得ること」を目的とする.その達成のため,授業を構想・実施し,授業の映像・画像,生徒の作品,事後アンケートから生徒の意識や思考等を捉える.

出典:藤原大樹(2022)「中1での図形指導の改善 ―ICTを用いた創作による図形の移動の活用―」 第104回全国算数・数学教育研究(島根)大会要旨集, p.237.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹

論文・教材本文
【発表要旨】 中1での図形指導の改善 ―ICTを用いた創作による図形の移動の活用―(2022年度 第104回全国算数・数学教育研究(島根)大会) 【スライド】 中1での図形指導の改善 ―ICTを用いた創作による図形の移動の活用―(2022年度 第104回全国算数・数学教育研究(島根)大会)
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  • 登録日時 2022-08-04 15:39:14
  • 更新日時 2024-12-12 23:49:01
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