第6学年「音楽」学習指導案「ミュージックマップ」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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4年生から継続して活動している,ミュージックマップの時間。この時間は,自分たちで決めた計画のもと,自分たちの音楽と向き合っている。また,友だちの音楽から,刺激を受けて,自分たちの音楽へ取り入れようとする姿もある。音楽室にある楽器は,自由に使うことができる。また,楽曲の選択も子どもに任せている。一度選択してみて,自分たちには難易度が合わない楽譜を選択してしまったことに気づき,より簡単に演奏することはできないかなど,教師に求めてくることもある。このように一度試してみる経験を大切にしてほしいと願っている。この題材を通して,自分の音楽をマッピングしていく経験が積まれていると考えている。そして,その経験の重なりが自らの音楽観の変化や,より追求していこうとする姿につながると考え,継続して実践している。
第6学年の子どもたちとの関わりは,4年生の時に担当して以来である。最高学年として迎えた今年度。子どもたちの意識は,非常に強く,最後の小学校生活を充実させていきたいという思いが伝わってきた。しかし,思いと現実との差が少なくないと感じたのも事実であった。そのようなことから,じっくりと没頭できる学習環境を整えようと考えた。4月に提示した全員でのリコーダー合奏曲は,「カノン」にした。一見逆効果の導入に見えてもおかしくない選曲である。しかし,少しずつ一歩一歩コツコツと向き合ってほしいという教師の願いが強く,このような判断をした。練習する過程での学びあいを大切にみとり,子ども一人ひとりが少しずつ成長してきたように思える。
ミュージックマップの取り組みでは,他者とのアンサンブルを楽しむ姿が多くなったと捉えている。他者の表現を批判・賞賛することから,自分の音楽とも向き合える姿が次第に多くなった。卒業を間近に控えたこの時期,小学校生活の「わたしの音楽」を見つめ直す時間を取りたいと考え,本題材を設定した。「わたしの音楽」をマッピングすることから,この先のさらなる「わたしの音楽」へとつなげてほしい。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.94. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 町田直樹
- 論文・教材本文
- 第6学年「音楽」学習指導案「ミュージックマップ」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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