3年「コミュニケーション・デザイン科(活用)」学習指導案 「私たちの提案~岩手修学旅行の経験をもとに~」(2018年度 中学校公開研究会)

教科・単元、キーワード
  • 総合的な学習・探究の時間
  • 特別活動
  • 探究力・活用力
  • 社会情動的スキル
  • コミュニケーションデザイン
  • SDGs(持続可能な開発目標)
  • 帰国生徒教育
  • 対話的な学び
  • 現代的な課題
  • 主体性
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 中学校
  • 中3
校種間連携
  • 中学校
  • 大学
概要

CD科の学習では、効果的なコミュニケーションを創出するために活用できる様々なスキルを学ぶとともに、多様な人や自然、歴史や文化などとの「共生」をテーマとした学習を3年間積み重ね、スキルを活用することのできる学習場面を設定してきた(1年:生徒祭プロジェクト、横浜校外学習プロジェクト、2年:志賀林間学校PRプロジェクト、「『多様性』に開かれた社会に向けて」等)。
そのような学習の流れや積み重ねをふまえ、第3学年では6月に体験した「修学旅行」での様々な人・もの・こととの出会いから学び、その学びや経験を通して、東北地方の抱える課題(人口流出、震災復興など)を克服したより良いまちづくりや、その街のもつ良さを生かしたより良いまちづくりへの工夫について、帰校後も考え続けるといった一連の学習を行い、3年間を通して深めてきた「共生」をテーマとした学習の集大成にすることとした。
本単元は、修学旅行を通して直接経験地域となる平泉・花巻・遠野・釜石に住む人や街とを、地域特色やよさを生かしながら活性化し、SDGsの視点を踏まえながら、住み続けられる街作りの方策を生徒自らが模索し提案することをねらいとした。この一連の活動を通じて、今、ここで自分たちが出来ることは何かを各々が探り、地域や人とのかかわり方を省察する契機としたい。
地域をより良くしたり、地域の課題を克服したりする活動に自分ができる形で参画していく力は、これからの持続可能な社会作りに欠かせない資質・能力である。本プロジェクト学習を通して、卒業後も様々なステージで継続的に、多様な人・もの・ことと共生できる人間になることを期待している。

出典:2018年度 中学校公開研究会 学習指導案

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 君和田雅子・渡邊智紀・中島義和・ 薗部幸枝・渡辺光輝

論文・教材本文
3年「コミュニケーション・デザイン科(活用)」学習指導案 「私たちの提案~岩手修学旅行の経験をもとに~」(2018年度 中学校公開研究会)
関連情報
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  • 登録日時 2019-01-23 12:13:05
  • 更新日時 2025-05-30 12:54:09
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