PPDACサイクルの重視と単元指導計画の工夫(中2 箱ひげ図)
- 実施日時
令和5年2月
- 実施学校園
瀬戸内市立邑久中学校(岡山県)森裕司
- 活用事例の概要/コメント
これまで獲得した知識・技能(解決のための方法知を含む)を活用し,一人一台端末を用いてデータの分布の様子を多角的・多面的に解決に向けた考察の過程で,自他の考えを批判的に考察する環境と場面を設ける。 そのために,第1・2時の「ある新聞の記事に書かれた大谷投手の調子について,データを基に説明することができる。」では,多くの集団の分布の様子を考察の対象とする場合,一年生までで学習したヒストグラム(度数折れ線)では比較しづらく,箱ひげ図のよさについて考えるようにした。また,箱ひげ図とドットプロットを合わせて考察し,箱ひげ図の意味を理解するようにした。第3時の「二人のリフティングの記録からどちらが上手だと判断できるかについて,データを基に説明することができる。」では,箱ひげ図では,詳しい分布の様子から読み取りづらく,ヒストグラムやドットプロットによるデータとの比較を行い,必要に応じたデータの分布を表す図表の用い方を学習できるようにした。 第4時以降は,統計的探究プロセスとして① Problem(問題),② Plan(計画),③ Data(データ収集),④ Analysis(分析),⑤ Conclusion(結論)からなるPPDACサイクルとなるようにし,既習事項を問題解決の方法知となるための機会として,一人一台端末を活用した探求型の学習とし,「Stage3」の授業実践とする。
- PPDACサイクルの重視と単元指導計画の工夫 瀬戸内市立邑久中学校公開授業の学習指導案
【活用元コンテンツ】
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お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- SDGs(持続可能な開発目標)
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 課題研究
- 主体性
- 校種・学年
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- 中学校
- 中2
- 校種間連携
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