コメント03 第62回全附連高等学校部会教育研究大会報告「地理総合に向けて―地域調査をどのように取り扱うか―」
- 実施日時
- 実施学校園
- 活用事例の概要/コメント
私の出身高等学校では、修学旅行もフィールドワークもなかったため、高校生でフィールドワークを体験できる機会が設けられていることが魅力的でした。お茶高では年間を通した地理の授業に学外で調査・実習を組み込むことで、知識・理解にとどまらずさまざまな能力を身につけることができると感じました。大学の附属校であることを活かし、大学教員の講義も授業内に取り入れることで、より専門的で深い内容を学ぶことが可能になり、地理という教科と、現実社会や他教科との関連性について考えることにもつながると思いました。また、ただ学ぶだけではなく、論文や発表、新聞投稿などの発信の機会を設けることで、生徒が能動的に活動できる環境が整っていると感じました。春休みを活用して事前課題に取り組ませ、生徒の負担を軽減することや、評価表での確認、お礼状などの研究活動で必要な要素についての指導など、教員側の工夫も多いことがわかりました。この実践により、生徒たちは、協働を通して親睦を深めながら、資質や能力を伸ばすことに加え、フィールドワークでの経験や体験を深い学びにつなげることができるようになっていると感じました。 【大学院生】
【活用元コンテンツ】
活用元はこちら- 活用元コンテンツ 著者・担当者
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お茶の水女子大学附属高等学校 沼畑早苗
- 教科・単元、キーワード
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- 社会・地理歴史・公民
- 総合的な学習・探究の時間
- 探究力・活用力
- SDGs(持続可能な開発目標)
- SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
- SGH(スーパーグローバルハイスクール)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 課題研究
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 中学校
- 高校
- 高1
- 高2
- 高3
- 校種間連携
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- 高等学校
- 大学
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