1年「社会科」学習指導案 「アジア州 ~各地の都市問題の解決に向けて」(2024年度 中学校公開研究会)

教科・単元、キーワード
  • 社会・地理歴史・公民
  • 探究力・活用力
  • 社会情動的スキル
  • SDGs(持続可能な開発目標)
  • 対話的な学び
  • 現代的な課題
  • 主体性
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
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概要

 附属中学校の研究主題「試行錯誤と創意工夫のある『つくる学び』をつくる~創造的思考力を育てる学校づくりへの挑戦」に基づき、2024年度は「創造的思考の習慣」の育成を目指した研究授業を行った。
 社会科(地理的分野)では、創造的思考を育む創造的活動の3領域のうち、「問題解決」領域をテーマに「アジア州」で実践を行った。
 公開研究会当日の研究授業(第4時)では、はじめにアジア州のメガシティの定義とその位置や分布を確認し、その規模を東京大都市圏と比較して把握した。次に、東京の過去から現在の都市問題を事例に、都市問題とはどのようなことかを理解した。そのうえで、学習班(3~4人のグループ)で調べてみたい都市を選択し、工業化等の進展による都市への人口集中に伴い、どのような都市問題が発生しているのか調べ、それを背景とともに関係図にまとめる作業を行った。
 その後(第5時)は、前時に引き続き都市問題を調査し図にまとめた後、どこでどのような都市問題が見られるのかクラス内で共有した。大気汚染や交通の問題、治安や経済的な格差の問題などが類似点として見出せた。ここから、人権や持続可能性の観点から、一つのテーマを学習班で絞り込んで、都市問題の改善に向けた考察・構想に取り組んだ。
 さらに第6時・第7時では、絞り込んだ都市問題について、その現状や現地で行われている取り組みを調べたり、問題が解決された望ましい状態や、現地で行われている取組の改善策を話し合う活動を行い、その結果をスライドにまとめる活動を行った。
 第8時以降では、班ごとに作成したスライドを用いて発表を行った。
 最後に、ここまでの単元の振り返りとして、アジア州までの4単元をまとめたレポート課題に取り組ませた。

出典:2024年度 中学校公開研究会 学習指導案

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 渡邊智紀

論文・教材本文
1年「社会科」学習指導案 「アジア州 ~各地の都市問題の解決に向けて」 【細案】1年「社会科」学習指導案 「アジア州 ~各地の都市問題の解決に向けて」

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  • 登録日時 2025-02-09 10:51:54
  • 更新日時 2025-03-27 11:58:17
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