「「自分とつながる戦争」レポートの作成と、ICTを活用した閲覧、振り返り
- 教科・単元、キーワード
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- 社会・地理歴史・公民
- 探究力・活用力
- ICT(情報通信技術)
- 課題研究
- 主体性
- 校種・学年
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- 中学校
- 中3
- 校種間連携
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- 概要
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歴史的分野「C(1)近現代の日本と世界」単元の発展的な学習および、「A(2)身近な地域の歴史」の学習を兼ねる課題としてレポート課題を提示し、探究的な学びの場面を設定した。
レポートについては、生徒が意欲的に探究を進めることができるようにするため、また、自分事として戦争をとらえてほしいという願いから、「自分とつながる、戦争に関する歴史を見つける」ことをテーマとし、単なる調べ学習にならないように配慮した。
自分とつながる とは、例えば戦争を直接経験したり、戦争経験者から当時の話を聞いたりしていた家族や親戚、近所の知り合いの方がいれば、その話をうかがうことで自分と戦争が直接つながることになる。また、身近な地域にある戦争に関わる史跡や遺構を調べることも、自分が地域の戦争の歴史とつながることになる。なお本校には帰国生がいるため、海外で生活していた時に見聞きしたことも自分とつながる対象に含めることとした。日本だけでなく海外でも戦争が行われていたことを帰国生以外の多くの生徒にも捉えさせたいと考えたためである。
夏休み明けの授業では、生徒が作成したレポートを学習材とし、戦争に関わった様々な先人の行動や歴史的遺産に触れる過程を通じて、戦争に対する自らの考えを振り返り、日本や世界の平和や繁栄を願う意識を高めたいと考え、ロイロノートを活用してレポートを振り返る場面を設定した。 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 渡邊智紀
- 論文・教材本文
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- 登録日時 2020-12-04 12:09:01
- 更新日時 2022-09-27 09:58:44
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