第6学年「図画工作」学習指導案「アートカードで考えよう」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- てつがく
- 対話的な学び
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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図画工作の学習において主題を掴むことは,重要な学びの一つである。主題とは,表現や鑑賞の活動を通して児童が表したいイメージのことである。本題材では,アートカードの作品から形や色を基に捉えたことを指す。哲学的表現を借りるなら「世界像」のことであり,主題を掴むことは「生きていくための世界の秩序づけ」(西研 2011)することと換言できよう。
本題材は,「アート・カードセット(独立行政法人国立美術館)」を教材とした鑑賞活動である。本学年は,1学期末にアートカードを使った共同的鑑賞ゲーム(カレンダーづくり,仲間みつけ)を行った。そこでは,「てつがく」科の学習効果として,対話を通して共通了解を創造しようとする身体性の萌芽をみとることができた。本時では,その身体性をより充実する手立てとして,任意のカードを4枚選び,紙芝居的に物語を展開する創作活動を設定した。本アートカードに掲載されている対象は,絵画や彫刻,デザイン,工芸,建築等,多岐にわたっており,物語を想起しやすい対象もあれば,社会性や実用性等の子どもの経験的情報だけでは,読み取りが難しい対象も含まれる。しかしながら,感性を働かせて造形的な特色を読み取ったり,既習情報から考察したりしたイメージを基に自分なりの主題を掴んでいく鑑賞活動は,図画工作の特色的な思考様式であると考えている。そして,そこにこそ図画工作における“てつがくすること”があると考えている。
出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項, p.92. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 堀井武彦・中村紘子
- 論文・教材本文
- 第6学年「図画工作」学習指導案「アートカードで考えよう」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
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