音楽部会 やる音楽(2023年度 第86回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 小2
- 小3
- 小4
- 小5
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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子どもたちがやりたい音楽とは何だろう。そして,異なる背景を持った個が同じ空間で集団として音楽すること,これこそが学校音楽でしか経験することのできない学びの時間なのであろう。一人ひとりの音楽が存在し,繰り返される音楽活動の中で,異なった表現が行き交う空間。だからこそ触発されながらそのカタチを大きくしていく。昨年度まで「“音楽すること”からひろがる・深まる」という研究テーマのもと,①「あそぶ・選択する」ことの中から育まれること②様々な楽器や音に出会うことで,個の音楽観の変容を追うこと③自分の音楽とは何か考え表してみることの3点を,子どもの活動を通して多角的に分析をしてきた。その中で,自分で活動を創っていく時間をたっぷりと設定する中で,子どもたちの音楽的深まりやだけでなくひろがりも期待できることは,明らかになったと言える。自らが自分の意思で音楽と向き合い,自分がやりたい音楽をみつけ,さらなる興味を持つことから深まり,ひろがっていくのである。まずは自分が音楽することを楽しむ。時に仲間とともに創りあげる過程を楽しんだり,悩んだりする中で新しい気づきが生まれ次に活かしていく。このような学びのサイクルこそ,学
校音楽における大切な学びであると言いたい。
出典:第86回教育実際指導研究会(2023年度)発表要項, p.70-73. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 町田直樹
- 論文・教材本文
- 音楽部会 やる音楽(2023年度 第86回教育実際指導研究会)
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