第６学年「てつがく創造活動」学習活動案「ふり返って考えよう（対話）」（2023年度　第86回教育実際指導研究会）

教科・単元、キーワード

総合的な学習・探究の時間
特別活動
探究力・活用力
てつがく
対話的な学び
主体性

コンピテンシー育成

校種・学年

小学校
小６

校種間連携

概要

子どもたちにとって，プロジェクト型活動の学びとは一体何であったのか。
2学期いっぱいで全活動が終了したプロジェクト型活動について，ふり返りながら対話をする。低学年から様々に形やテーマを変えて取り組んできたプロジェクト型活動は，多くの子どもたちにとって楽しみな時間となっていた。協働しながら「探究」をする時間であるが，一方で，側から見て休み時間との違いは何かを問われる活動でもある。また，ふり返りについては，毎回活動後に各プロジェクトや個人で行っている．しかし，活動の内容同様に個差があり，全体を俯瞰しているふり返りもあれば，活動の記録に過ぎないものもあった。活動が終了した今，子どもたちにとって，プロジェクト型活動の学びとは一体何であったのか，対話を通して考えたい。
なお，本提案は評価部会の今年度の重点課題「自覚的な評価活動」の下行った。「子どもが“てつがくする”ことを通して，「学びとしての評価」を行う。そして，将来にわたり，自らの学びの評価者であり続けるために，このような評価活動に価値を感じ，自覚的に行う姿を目指す。」（要項p.28）とあるように，３月で小学校を卒業していく子どもたちが，これからの学びに生かせるように，具体例を元にしながら俯瞰的にふり返ること，対話を通して友達の考えや学びを聞くことで，自覚できていなかった価値や学びに気づくことをねらいとして本題材を設定した。

出典：第86回教育実際指導研究会（2023年度）発表要項, p.106.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属小学校　倉次麻衣

論文・教材本文

第６学年「てつがく創造活動」学習活動案　「ふり返って考えよう（対話）」（2023年度　第86回教育実際指導研究会）当日提案資料

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