第6学年「理科」学習指導案「生物と環境」(2023年度 第86回教育実際指導研究会)

教科・単元、キーワード
  • 理科
  • 探究力・活用力
  • 対話的な学び
  • 主体性
コンピテンシー
校種・学年
  • 小学校
  • 小6
校種間連携
概要

 6年「生物と環境」の単元は,これまで理科の学習で学んできたことを使いながら,子どもが自然環境について今一度考えていく単元である。これまで理科や他教科,てつがく創造活動で学んできた知識や話し合いの経験,様々な技能を発揮しながら自然環境について新たな知識や考え方を得たり,これまでの学習や生活を見直したりする単元であると考える。
 子どもたちは低学年時からこれまで,みがくや理科の学習でたびたび小学校内や大学構内の生き物観察に取り組んできた。6年時では,小学校内の池に生息する小さな生き物を観察した。てつがく創造活動でのプロジェクト活動で,校内の生き物について取り組んだ子どもがいた。このような子どもたちが小学校での最後に学校の周りの生物や環境に今一度目を向ける機会としてこの単元を設定することを考えた。ただ振り返るのではなく,特に重視したいのは「生物同士のつながり」である。そこで,今回はボードゲームをしながら生物同士のつながりを意識させることを考えた。使用するボードゲームは,東京都市大学環境学部の佐々木・北村が開発した「EcoPyra―エコピラ―」である。これは,様々な生き物同士がつながっていることを理解することに焦点を当て,生き物の捕食被食関係を表現しているボードゲームである。これを使いながら,お茶の水版エコピラを作るためにはどんな生物がふさわしいかなどを考えていくようにしたい。特に「ヒト・モノ・コト」をつなぐ視点2にあるコトとモノをつなぐことを意識して子どもたちの学びを支えていきたいと考える。
出典:第86回教育実際指導研究会(2023年度)発表要項, p.104.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属小学校 草野健

論文・教材本文
第6学年「理科」学習指導案 「生物と環境」(2023年度 第86回教育実際指導研究会)

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  • 登録日時 2024-05-15 12:32:54
  • 更新日時 2025-09-25 13:46:17
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