これからの食生活について考えよう-Well-beingの視点で暮らしをカスタマイズ-(2023年度 中学校公開研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 技術家庭・家庭
- 探究力・活用力
- SDGs(持続可能な開発目標)
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- 校種・学年
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- 中学校
- 中2
- 校種間連携
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- 概要
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中学校第2学年の家庭分野で「これからの食生活について考えよう ― Well-beingの視点で暮らしをカスタマイズ ―」という題材でパフォーマンス課題に取り組みました。
グルーバルな社会を生きる資質・能力の育成を目指した授業づくりとして、生徒が学習を通して自分自身にとって、そして、家族やグローカルな視点での地域社会のウェルビーイング(Well-being:幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態)を共に求めるとはどのようなことなのかについて考えるきっかけとなる題材を設定する必要があると考えました。
生徒自身が学んだことをつなげていくことができるよう、これまでの食生活の学習のまとめの取り組みとして、以下の題材計画を立て、第5次として「これからの食生活の課題を考えよう」をテーマとしたパフォーマンス課題を設定しました。
技術・家庭科で目指している、よりよい生活の実現に向けて生活を工夫し創造することは、生活環境の関わりのなかで自分自身のウェルビーイングを求めるとともに、家族や地域社会のウェルビーイングを共に求めていくことにつながります。ウェルビーイングを求めていくには、個人のエージェンシー(agency:変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力)だけではなく、共に求めていく仲間である共同エージェンシーの存在が不可欠であり、授業づくりでは他のエージェンシーと関わり合うことができる題材設定が必要であると考えました。そこで、以下のパフォーマンス課題に取り組むことにしました。期待される生徒の姿として、提案内容の理由を具体的に説明できるかどうか、自分が最も大切にしたいことを考えられるかどうかを見とることにしました。
出典:2023年度 中学校公開研究会 学習指導案 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 有友愛子・和田早苗
- 論文・教材本文
- これからの食生活について考えよう-Well-beingの視点で暮らしをカスタマイズ-(2023年度 中学校公開研究会)
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- 更新日時 2024-02-09 22:58:44
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