レオナルド・ダ・ヴィンチ研究を活かす授業実践―コンピテンシーとルネッサンス的人間像―(2022年度 高校研究紀要 第68号)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
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- 対話的な学び
- 現代的な課題
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- 課題研究
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- 高校
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- 高等学校
- 概要
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2022年度に「課題研究Ⅰ」の「色と形の科学」の授業で生徒に与えた課題と,それに応じた生徒の研究の概要を教員視点で紹介し,「コンピテンシーの育成」の観点に照らし合わせて総括する。お茶の水女子大学ではコンピテンシーを,「課題を発見し知識やスキルを状況に応じて組み合わせるなどして,社会の場で成果をあげる包括的能力とその行動特性」と定義しているが,発見すべき課題は社会情勢によって変化するものであり,現代の社会においてどの様な能力と行動特性が求められているのかを示されないと,その育成は困難である。この定義の最初に「視覚的な」を追加すれば,従来の美術教育において育成すべき能力そのものであり,1980年台に目標としていた「ルネッサンス的人間像」にも通じる。本校の美術教育では高等学校学習指導要領の基本方針に基づき,特に「見る力の養成」を根幹としてきた。つまり「見方・考え方」を働かせることを中心にしてきたということである。しかし,人工知能(AI)の進化は予想以上に速く,生徒が「見方・考え方」を働かせなくても,人工知能(AI)がそれを代行してくれるところまで進化したとき,どのような価値が人に残されるのだろう。
出典:2022年度 高校研究紀要 第68号, p.97-106. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 吉村雅利
- 論文・教材本文
- レオナルド・ダ・ヴィンチ研究を活かす授業実践―コンピテンシーとルネッサンス的人間像―(2022年度 高校研究紀要 第68号)
- 関連情報
- お茶の水女子大学 コンピテンシー育成開発研究所
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