一次関数のみなすことの段階的指導 教材の分類と授業化(中2 一次関数)
- 教科・単元、キーワード
-
- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- 校種・学年
-
- 中学校
- 中2
- 校種間連携
-
- 概要
-
本研究では,一次関数とみなすことを段階的に指導する際,授業者が適切に教材を選べるように,扱われている教材を「A.一次関数の定義からのずれ」と「B.一次関数の理論的な構造」の観点から分類した.また,その過程で,授業化に際する着眼点として「重視する活動」,「テクノロジーの利用方法」,「生徒の実態との関連性」を導出した.そして,特に「テクノロジーの利用方法」について,既存の「方法ⅰ 手作業で式を得る方法」と「方法ⅱ 端末の回帰機能で式を得る方法」に加え,「方法ⅲ 端末で定数値を変えて視覚的に式を得る方法」を示し,「重視する活動」との関連や単元の計画について考察した.
- コンテンツ担当者・著者
-
お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹
- 論文・教材本文
- 日本数学教育学会第11回春期研究大会論文集(2023)創成型課題研究の部 発表論文(学術リポジトリ登録承認済み)
- 関連情報
- 1次関数を学ぶ意義と 「みなす活動」についての一考察(藤原,2010 横浜国大附属横浜中個人研究論文) 数学科における「指導と評価の一体化」に向けた実践(中2 一次関数) 1次関数とみなすことの指導についての事例的研究(藤原,2010 日本科学教育学会年会論文集)
この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています
- 登録日時 2023-06-22 20:46:02
- 更新日時 2023-06-22 21:05:32
- ページビュー数 860回