数学的に考える資質・能力を育成する学習指導と評価(2)―指導と評価の一体化を目指した「一次関数」の実践―(2021年度 第103回全国算数・数学教育研究(埼玉)大会)

教科・単元、キーワード
  • 算数・数学
  • 探究力・活用力
  • 社会情動的スキル
  • SDGs(持続可能な開発目標)
  • 対話的な学び
  • 現代的な課題
  • 評価
  • 主体性
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
  • 中2
  • 中3
校種間連携
概要

平成29年告示中学校学習指導要領の趣旨を踏まえた学習評価の実現と普及が必要である.そこで本研究の目的を「指導と評価の一体化を重視して単元指導と評価を実践し,観点別学習状況の評価の実施上の留意点と一般校での実施可能性について示唆を得ること」とし,第2学年「C関数」領域において,「一次関数」単元の計画,観点別学習状況の評価の3つの観点についての評価問題等の作成,指導と評価の実施と記録,考察を行った.その結果,各観点に対して示唆が得られたとともに,学習指導と評価の過程を第1~3相で単純化して捉えることが,指導と評価を一体的に実践していく上で有効であった.
他校での実施・検証,「一次関数」以外の単元での実施・検証,デジタル化を視野に入れた実施・検証が今後の課題として挙げられる.

出典:藤原大樹・大谷実・野口千津子・水谷尚人(2021)「数学的に考える資質・能力を育成する学習指導と評価(2)―指導と評価の一体化を目指した「一次関数」の実践―」第103回全国算数・数学教育研究(埼玉)大会発表要旨集, p.314.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹

論文・教材本文
【発表資料】 数学的に考える資質・能力を育成する学習指導と評価(2)―指導と評価の一体化を目指した「一次関数」の実践―(2021年度 第103回全国算数・数学教育研究(埼玉)大会) 【スライド】 数学的に考える資質・能力を育成する学習指導と評価(2)―指導と評価の一体化を目指した「一次関数」の実践―(2021年度 第103回全国算数・数学教育研究(埼玉)大会) 【発表要旨】 数学的に考える資質・能力を育成する学習指導と評価(2)―指導と評価の一体化を目指した「一次関数」の実践―(2021年度 第103回全国算数・数学教育研究(埼玉)大会)
関連情報
藤原大樹(2010)「1次関数を学ぶ意義と「みなす活動」についての一考察」横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校個人研究論文集, 第3号. 藤原大樹(2013)「層別によるレポートの改善を通した「資料の傾向をとらえ説明すること」の学習評価」日本科学教育学会年会論文集, 37, p.124-127. 藤原大樹(2010)「1次関数とみなすことの指導についての事例的研究」日本科学教育学会年会論文集, 34, p.137-140. 国立教育政策研究所(2020)「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料 中学校数学」(国立教育政策研究所Webサイトへ)

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  • 登録日時 2021-08-09 17:13:17
  • 更新日時 2025-01-09 15:45:11
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