お手軽サヴァ缶クッキングに挑戦 ~おいしさの探究~(2022年度 中学校校内授業研究会)

教科・単元、キーワード
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  • 現代的な課題
  • 主体性
校種・学年
  • 中学校
  • 中2
校種間連携
概要

 本題材は、家庭分野の内容B衣食住の生活のうち(3)日常食の調理と地域の食文化に関する内容です。創造的活動として「お手軽サヴァ缶クッキングに挑戦」する「実験・実習・体験」において、特に「科学的根拠に目を向ける」ことで「おいしさを探究」していくなかで創造的思考力を育むことを授業づくりの視点としました。
 生徒らは、目指すおいしさのイメージを少しずつ膨らませながら、第1・2時のプログラミングトースターによる加熱実験とレシピを検討し、本時である第3時の調理場面の着目ポイント探しに取り組みました。その後、調理実習と考察に取り組み、おいしさを探究するための調理条件を試行錯誤しながら整えました。
 本題材は、夏休みの家庭での調理実践までは、グループ活動として行いました。生徒の生活経験や食生活の背景がそれぞれ異なるため、目指すおいしさのイメージを共通のものとしてレシピを検討したり、おいしさを探究するための調理条件を考えたりする場面では、お互いの経験や背景を生かしながら学習に取り組む姿が見られました。例えば、食生活の経験が豊富な生徒は、これまでの調理経験や知識をもとにレシピ検討で具体的なアイデアを工夫・創造したり、調理実習の場面でリードする姿を見ることができました。一方、調理経験が少なく自信がなさそうにしていた生徒がグループで検討していた調理条件の根拠となる情報集めに意欲的に取り組む様子が見られました。

出典:2022年度 中学校校内授業研究会 学習指導案

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 有友愛子

論文・教材本文
お手軽サヴァ缶クッキングに挑戦(2022年度 中学校校内授業研究会)

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  • 登録日時 2023-05-01 15:01:30
  • 更新日時 2024-02-09 23:26:22
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