『見る・知る』を探究する~デジタル顕微鏡の活用~(お茶の水女子大学附属学校園 コンピテンシー育成開発プロジェクト)
- 教科・単元、キーワード
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- 理科
- 保育
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 主体性
- 校種・学年
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- 幼稚園
- 校種間連携
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- 幼稚園
- 大学
- 概要
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捕まえた昆虫をめぐって、ひと、もの、こととの関わりが広がり、深まっていった5歳児の実践報告。デジタル顕微鏡の導入により、子どもたちは、その扱いに試行錯誤しながら、肉眼で見るのとは違う見え方と出会い、「見る・知る」を探究していった。虫好きな子どもたちから始まったデジタル顕微鏡での観察は、虫だけにおさまらず、子どもたちの知的好奇心をくすぐり、拾った葉っぱ、自分の指や、製作で扱う新聞紙やガムテープなどの素材など、その対象を広げていった。3学期には、園庭の石の観察にも興味を持ち,石の中にキラキラ光る鉱物を発見し、大きなスクリーンに映しながら、みんなで観察する遊びへとつながっている。
このような幼児期の体験は、本学が定義する「課題を発見し知識やスキルを状況に応じて組み合わせるなどして,社会の場で成果をあげる包括的能力とその行動特性」というコンピテンシーの基盤であるといえるだろう。
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属幼稚園 佐藤寛子・伊藤綾子・灰谷知子
- 論文・教材本文
- 『見る・知る』を探究する~デジタル顕微鏡の活用~
- 関連情報
- お茶の水女子大学 コンピテンシー育成開発研究所 解説(お茶の水女子大学教育学研究者より) 文部科学省「幼児教育施設の機能を生かした幼児の学び強化事業」「幼児の遊びや生活を豊かにするICT活用に関する研究」
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- 登録日時 2023-03-24 16:16:00
- 更新日時 2024-11-13 11:08:45
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