コミュニケーショントピックとしての「日本」を知り、考え、 発信へとつなげる英語科の授業を創る―ESDの視点から―(2015年度 中学校研究紀要 第44集)
- 教科・単元、キーワード
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- 概要
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コミュニケーショントピックとしての「日本」に関する話題の引き出しを増やし、深め、英語で交流できるようになることを 目指すためのプログラムの必要性を感じ、本研究を行うことにした。これまで、学習者の表現力を効果的に育成する授業・活動や学習者染団が主体的・自治的・協働的に学習の場を創り出し、学習を進めていく授業・活動、「考える」ことを促し、学習の深化を図ることを目指した授業・活動について研究・実践を行ってきた。これらを融合、統合させ、学習者にとってさらに学習意欲が湧き、学習への動機が高められる授業のあり方を模索しつつ、そこにESDの視点を取り入れ、授業・活動開発を試みることにした。 明確な対象や目的を意識し進められる活動は、学習者の学習意欲や動機を高めることを、英語科の視点とESD の観点を織り交ぜながら、本プログラムを通して実践・考察したところ、大変有益であると感じられた。生徒たちが、「日本」およびその諸問題について興味・関心を持ち、それらについて英語を用いつつ、アプローチすることで、学習意欲・動機が高まり、また、コミュニケーショントピックとしての「日本」についての話題の引き出しが豊かになればなるほど、生徒の英語を活用した 発信意欲も高まる。そして、 ESD の観点を活用した、「知る・考える・発信する」のコアサイクルを 意識的に設定した課題解決型授業は、英語科の授業において生徒の学習意欲や学習動機を高めるうえで大変有効である。
キーワード:コミュニケーショントピック 「知る・考える・発信する」 ESD 動機づけ(motivation)・動機(motive) 協働的課題解決
出典:2015年度 中学校研究紀要 第44集, p.1-26.
※ 本研究は平成26年度科学研究費助成事業奨励研究(課題番号:26908031)の助成を受けて行ったものである。
※ 論文・教材本文のヘッダーには「第43集(2015)」と記載されているが、「第44集」が正しい。
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 中島義和
- 論文・教材本文
- コミュニケーショントピックとしての「日本」を知り、考え、 発信へとつなげる英語科の授業を創る―ESDの視点から―(2015年度 中学校研究紀要 第44集)
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