学校におけるダンスの授業から芸術的創造的活動へと視野を拡げて、生徒達が本格的な芸術的表現を体験して享受する ワークショップに関する一報告

教科・単元、キーワード
  • 体育・保健体育
  • 探究力・活用力
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
  • 中2
  • 中3
校種間連携
概要

本稿は、平成25年~27年に取り組んだ文部科学省の「児章生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業」に関わる授業実践報告である。
体育の授業では、 1年次に初めての創作ダンス単元(男女共修)、2年次に少し進んだ創作と多様なダンスを経験する単元(女子)を設定し、協働的な課題解決型学習を積み重ね、3年次での体育大会における大集団の応援ダンス創作へとつなげ、まとめとしている。 ダンスはオリジナルの表現を仲間と協働して創り出す楽しさや喜びを見いだし、お互いに伝え、受け入れる力の向上をねらう「体育」の一領域であるが、そもそもは表現・芸術の一分野である。しかし、動画や、日常的に目にする限られた分野の「ダンス」を見るだけでは、白分たちの授業での 活動が、専門のアーティストの創作活動とどうリンクするのか、他の領域に比べてイメージしづらい。そこで、身体表現がどう芸術と結びつくのか、授業での学びがどう深化し、広がっていくか、 生徒の気づきを促す試みとして、専門の外部講師と恊働してアーティストの表現に直に触れ、創作活動を追体験するワークショップ形式の授業を行った。単発では終わらせず3年間にわたり、同一の生徒集団に行い、生徒の意識の変化を追跡した。伝える力・受け入れる力がどう向上していくか、
また、どのようにダンス観が広がり、深まっていったのか、 3年間のワークショップごとの生徒の様子や感想から見いだし、今後の授業作りの構想に繋げたい。
キーワード 伝える力・受け入れる力の向上 協働的な課題解決 自主創造性の体育ダンス観の広がり 正解のない課題への創造的な取り組み

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 君和田雅子

論文・教材本文

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  • 登録日時 2018-12-28 15:11:41
  • 更新日時 2022-11-01 18:15:15
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