地層の野外観察地の選定プロセスと生田緑地での実践

教科・単元、キーワード
  • 理科
  • 探究力・活用力
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
  • 中2
  • 中3
校種間連携
概要

学習指導要領には「地層の観察について野外観察などを行うこと」となっているため、本校では、従来江の島をフィールドに地層観察を行っていたが、年々それが難しくなってきている。そのため新たな候補地を探す必要が出てきた。城ケ島、長沼公園などの候補地があがったが、中学生にもわかりやすい地層が見学でき、また交通の便が良いことや科学との連携ができることなど、校外学習 としてもふさわしいという点から、神奈川県川崎市の生田緑地を選んだ。同所では地層の観察だけでなく、科学館の見学やプラネタリウムも可能であるので、それらも含めた実施を計画した。さらに日程の設定や学習指導も調整を行うとともに、業務チェックリストを作成した。 実際に野外観察を実施したところ、現地で地層を目にした時の生徒は、地層から過去の環境と地質年代を推定することだけでなく、地層や過去の地球についての興味・関心を高める様子が見られ、 所期の目的もある程度達成されていることが示唆された。
キーワード:地層 野外観察 生田緑地 関東口ーム層

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 前川哲也

論文・教材本文

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  • 登録日時 2018-12-28 14:56:53
  • 更新日時 2022-10-18 19:34:09
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