自分の数学の力を育てる作問課題学習の実践 ―生徒の身の回りから探す連立方程式の活用の取り組み―(2021年度 中学校研究紀要 第50集)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 評価
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 中学校
- 中1
- 中2
- 中3
- 校種間連携
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- 概要
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今まで様々な学習後の課題として生徒が作問をする学習を取り入れてきた。その一つとして、第2学年の2元1次連立方程式の解法を学んだ後の活用場面で、身の回りのことがらを用いて未知数を求める文章題を作る課題学習を実践した。夏休みの課題として提示し、後の授業でお互いの問題を PC の画面を共有してクラス内の班毎に解き合うことで、スムーズに数学的活動が行えた。解き合いを通じて主体的・意欲的により良い問題、より正確な解答へと改善し、粘り強く取り組む姿勢が観察された。
完成後生徒祭で展示した。授業後のアンケートで作問・解き合いで生徒が数学の力を高めた自覚に繋がっていることが判明した。課題の提出・解き合いは各自が端末を用いて行い、効率よく共有して数学的活動に集中出来ていた。今後も一層深く理解する数学の力を育てるように作問課題を継続していくこととする。
キーワード:作問の課題学習 連立方程式の活用 身の回りからの数学 ICT活用 数学的活動
出典:2021年度 中学校研究紀要 第50集, p.1-19.
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 松嶋美佐
- 論文・教材本文
- 自分の数学の力を育てる作問課題学習の実践 ―生徒の身の回りから探す連立方程式の活用の取り組み―(2021年度 中学校研究紀要 第50集)
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