Every Drop Counts (New Crown English Series 2)

教科・単元、キーワード
  • 英語・外国語
  • 探究力・活用力
  • ICT(情報通信技術)
校種・学年
  • 中学校
  • 中2
校種間連携
概要

 There is (are) ~. は英語教材の中では、部屋の見取り図や地図等の場所を表す題材とともに導入されることが多く、カリキュラム上は単元と単元の間に簡便に学習する位置づけになっていることもある学習事項である。そんなThere is (are) ~. を、今年度から使っている教科書New Crown では、1単元(1つのlesson)で学習するメイン事項の1つとして取り上げている。今回、そのことに機を得て、生徒がより探求的・主体的にThere is (are)~. を学べる工夫を取り入れた授業を計画した。
 本単元では、There is (are)~.と並んで動名詞も学習事項に入っているが、動名詞が、動詞の名詞化~すること」という日本語でも馴染みのある意味を持ち使い方をするゆえに日本語話者にとっては比較的容易な学習事項であるのに対して、There is (are)~.は、意味のとらえ方や使い方においてやや難しい事項である。また、動名詞は英語の発話や文章の至るところに出てくるため学習の材料に事欠かないが、There is (are)~. は教科書だけでなく書籍等の文章でも、頻度がやや下がるため、その手助けとなる授業を今回計画した。
 また、授業をしたクラスが、4名の英語圏帰国生と2名の小学校時の英語圏帰国生に加えて、学年の中でも非常に英語を嫌って学力も追いつかない1名の生徒を含むクラスであったため、研究テーマや授業の目的とは関係なく、その両極の生徒にも満足してもらえる楽しい授業を作ることを意識した。
 なお、1回の授業だけでは、生徒の自由な思考・判断・表現においてThere is (are)~. をどれだけ然に使えるようになっているかを見取ることはできないので、9月以降の授業の様子を付け加えて提案する。

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 西平美保

論文・教材本文
R3公開研 英語科提案授業実践報告

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  • 登録日時 2021-10-22 13:12:32
  • 更新日時 2022-11-05 08:59:37
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