「情報Ⅰ」を見据えたプログラミング授業の展開への考察(2020年度 高校研究紀要 第66号)
- 教科・単元、キーワード
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- 情報
- 探究力・活用力
- ICT(情報通信技術)
- 現代的な課題
- 主体性
- 校種・学年
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- 高校
- 高1
- 高2
- 高3
- 校種間連携
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- 概要
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現在,学校での学びが大きく変化しようとしている。小学校では2020年度から,中学校では2021年度から,そして高等学校では2022年度から新学習指導要領による
授業が行われる。平成29・30年改訂された新学習指導要領では,以下の3つの力をバランスよく育むことを目指している。
・学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力,人間性など」
・実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能」
・未知の状況にも対応できる「思考力,判断力,表現力など」
これらは,未来社会における予測困難な状況においては自分で判断し,生き抜く力が必要であり,それを生徒に学び習得してほしいということであろう。またそれらを実現するための方法として,主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の重視,カリキュラム・マネジメントの確立が提起されている。
ところで,今回から「プログラミング教育」という言葉が登場することになった。新学習指導要領のリーフレットにおいては,「コンピュータがプログラムによって動き,社会で活用されていることを体験し,学習する。」と説明されている。
また,高等学校でも情報科の科目が再編され,「情報Ⅰ」と「情報Ⅱ」の各2単位が新設された。これまで情報科では「社会と情報」,「情報の科学」のいずれか2単位を選択必修することとなっていたが,「情報Ⅰ」の必修に統一され,すべての生徒が,プログラミングやネットワーク,データベースなど情報技術の基礎知識を学ぶこととなる。
本稿では,2022年度から高等学校で始まる情報科の科目「情報Ⅰ」を見据えてのプログラミングの授業をどのように展開するのが望ましいか,ということについて考察する。特に今年度,EdTech導入補助金によって導入したMonaca Educationを用いてプログラミングの授業を実施したので,そこから得られた生徒の感想なども踏まえて分析する。
出典:2020年度 高校研究紀要 第66号, p.53-62. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 山口健二
- 論文・教材本文
- 「情報Ⅰ」を見据えたプログラミング授業の展開への考察(2020年度 高校研究紀要 第66号)
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