不等式の証明の指導の工夫―生徒の記述や答案を活用した授業実践―(2020年度 高校研究紀要 第66号)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- 校種・学年
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- 高校
- 高1
- 高2
- 高3
- 校種間連携
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- 概要
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「証明」については,中学段階でも図形分野や整数の性質についての証明を扱っているが,高校段階では,より証明する内容が抽象化する。特に「数学Ⅱ」で扱う「不等式の証明」では,証明の根拠となる実数の性質・等式の性質・不等式の性質についての正しい理解,「数学Ⅰ」や「数学Ⅱ」で学習した式変形の技能が必要となる。数学の文法に則って読み手にわかるように記述をすることは,証明問題だけでなく,さまざまな問題を論理的に解くための基礎を身に付けることにつながる。とはいえ,小テストや定期テストでの答案を見ると,基本の型に沿って論理的に記述するのは生徒にとっては難しいようである。ここでは,「不等式の証明」の指導に焦点を当て,生徒の答案を題材にした授業実践をもとに,新指導要領における3 つの学力「知識および技能」「思考力,判断力,表現力」「学びに向かう力,人間性等」を意識した指導の工夫について考えたい。
出典:2020年度 高校研究紀要 第66号, p.35-42. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 阿部真由美
- 論文・教材本文
- 不等式の証明の指導の工夫―生徒の記述や答案を活用した授業実践―(2020年度 高校研究紀要 第66号)
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