星野富弘の世界
- 教科・単元、キーワード
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- 概要
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本稿は、星野富弘氏の作品(詩画・口述筆記による文章)を国語科の教材とすることを目標に、宿泊行事(林間学校)に関連づけ、美術科と連携を取りながら行う形で取り組んできた授業実践報告である。
星野氏は、不慮の事故により障害を負うことになってしまった人生や、いのちについて考えされられる詩の内容から、道徳の教材として作品が扱われることが多い。しかし、国語科の教材として氏の作品を捉えてみると、豊かな表現と強いメッセージ性に富み、中学生を対象に授業ができるのではないかと考えた。氏の作品を、多感でありながら多くの可能性を秘めた中学生に是非味わってもらいたいと考えたのである。そのために氏がどういう経歴を持つ人物であるのか、どのように生きていたのかから知り、作品を鑑賞する。都会から離れ、自然豊かな志賀高原で過ごす林間学校と関連づけて、生徒自身が詩の創作を行う。林間学校後に国語科から美術科の授業に移行させ、生徒祭で展示する作品を完成させる。作品完成後、生徒同士で互いの作品を鑑賞する。こういった一連の流れで今まで5回(5つの学年で)授業を行ってきた。これらの取り組みについて述べていくのが本稿である。
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 戸谷順子
- 論文・教材本文
- 中学研究紀要49(国語_1)p1-10
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