星野富弘の世界

教科・単元、キーワード
  • 国語
  • 探究力・活用力
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
  • 中2
  • 中3
校種間連携
概要

本稿は、星野富弘氏の作品(詩画・口述筆記による文章)を国語科の教材とすることを目標に、宿泊行事(林間学校)に関連づけ、美術科と連携を取りながら行う形で取り組んできた授業実践報告である。
星野氏は、不慮の事故により障害を負うことになってしまった人生や、いのちについて考えされられる詩の内容から、道徳の教材として作品が扱われることが多い。しかし、国語科の教材として氏の作品を捉えてみると、豊かな表現と強いメッセージ性に富み、中学生を対象に授業ができるのではないかと考えた。氏の作品を、多感でありながら多くの可能性を秘めた中学生に是非味わってもらいたいと考えたのである。そのために氏がどういう経歴を持つ人物であるのか、どのように生きていたのかから知り、作品を鑑賞する。都会から離れ、自然豊かな志賀高原で過ごす林間学校と関連づけて、生徒自身が詩の創作を行う。林間学校後に国語科から美術科の授業に移行させ、生徒祭で展示する作品を完成させる。作品完成後、生徒同士で互いの作品を鑑賞する。こういった一連の流れで今まで5回(5つの学年で)授業を行ってきた。これらの取り組みについて述べていくのが本稿である。

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 戸谷順子

論文・教材本文
中学研究紀要49(国語_1)p1-10

この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています

  • 感性を育む言語活動としての連句 ~その指導方法と教材の開発~

  • 2 年「メディアとの上手な付き合い方〜デマを捕まえろ〜」

  • 探究的な読みを引き出す試み ~読み比べから『形』の魅力を見つける~(2022年度 中学校研究紀要 第51集)

アンケート

本教材・論文の感想をお教え下さい。



Q1.本教材・論文は参考になりましたか

参考になった   ←   どちらでもない  →   参考にならなかった


Q2.本教材・論文を活用して実際に授業等の教育活動を実践したいとお考えですか

実践したい   ←   どちらでもない   →   実践は考えていない


Q3.Q1、Q2でお答えになった理由や、本教材・論文に関するご意見ご感想など、ぜひお聞かせください


Q4.あなたご自身についてお教え下さい

ご所属:


職種:


*ホームページ等へコメントを掲載させていただくことがあります。ご了承ください。


  • 登録日時 2021-05-20 15:47:44
  • 更新日時 2022-10-31 09:06:17
  • ページビュー数 292回