2年「数学科」遠隔・対面学習指導実践報告 「式の計算:文字式の活用(文字式による説明)」(2020年度 中学校公開研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 中学校
- 中2
- 校種間連携
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- 概要
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前半は「式の計算」について、変数が2元以上になっても既習の1元1次式と同様の計算方法で処理できることを自ら発見し演習を経て処理の力をつけ、更に自在な式変形ができるようにする。後半の「文字式による説明」は、文字式を用いて整数の性質や数の規則、図形の性質を説明できるようにする。更に文字を用いて命題を説明できる便利さにも気付けるようにする。その説明を考える際、既習内容を思い出し新しい課題に自分の持つ知識や技能を生かせるか粘り強く考え、振り返り、調整していくことで主体的に方策を見つける力を育てるようにしたい。
本稿で注目した命題「偶数と奇数の和は奇数である」(以下「命題 A」とする)を文字式により説明する課題では、生徒が自ら的確に定義した文字を用いて式で説明し命題 A に帰着させようとする論理性が求められる。正しい文字表現の習得により初めて議論が可能なので、その基礎を固め探究し数学の推論の面白さを感じ取れるようにしたいと考えた。
出典:2020年度 中学校公開研究会 遠隔・対面学習指導実践報告 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 松嶋美佐
- 論文・教材本文
- 2年「数学科」遠隔・対面学習指導実践報告 「式の計算:文字式の活用(文字式による説明)」(2020年度 中学校公開研究会)
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