俳句により言語生活を豊かに ~表現と鑑賞の一体化をめざして~(2014年度 中学校研究紀要 第43集)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 中学校
- 中2
- 中3
- 校種間連携
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- 概要
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2学年の時から、3学年の夏までのおよそ1年半かけて、俳句学習に取り組んできた。まずたくさんの句を読んで親しむことからスタートし、句作りや句会を通して表現と鑑賞の両面からアプローチすることや、句会での交流を通して鑑賞や表現を深めることなど、体験や活動を通して俳句に接することを重視してきた取り組みである。本稿は、その俳句学習の集大成として、伝えたいことを伝えるために俳句を活用するといった目的意識を明確にした単元「俳句に託したメッセージを贈ろう」を中心にその実践をふり返ってみたものである。俳句という韻文を文章に活用することにより、思いを伝えることの広がりと深さを認識したり、俳句そのものの持つ力をより明確に感じられたことが、生徒たちの作品や学習後の感想から認められた。これが、単に授業の中で終わるのでなく、今後の日常も含めた言語生活の中で生かされていくことも願うものである。
キーワード:俳句・鑑賞・表現・交流・伝える・目的意識
出典:2014年度 中学校研究紀要 第43集, p.37-52.
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 市川千恵美
- 論文・教材本文
- 俳句により言語生活を豊かに ~表現と鑑賞の一体化をめざして~(2014年度 中学校研究紀要 第43集)
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