第3学年「音楽」学習指導案「音を聴きあって」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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3年連続で関わっている第3学年の子どもたち。入学当初からからだを意識した活動を多く設定してきた。低学年らしい姿から,中学年の姿に変化するとともに,活動に対する思考も成長してきたように捉えている。低学年ではわらべうたあそびを中心とした題材設定が多く,あそびを通しての音楽的な学びや生活の学びが見られた。
第3学年の子どもたちは,とても元気で,個人のパワーを感じる場面が音楽の授業に限らず多くみられる。他者への意識をもう少し育つといいなと感じることもある。日頃の授業をはじめ,音楽の時間でも,聴くという事を意識した活動を継続してきた。友だちの歌声をはじめ,様々な音に意識して耳をかたむけ,自分なりの感じ方で向き合ってほしいと願う。
3年生になり,ソプラノリコーダーの学習が始まった。初めて手にしたときの表情は,ずっと待ち焦がれていたものと出会えたときのような表情をしていた。導入当初は,あそびながら学べることを意識した展開を心がけた。例えば,頭部管だけでも様々な表現ができる。「お化けみたい!」「汽笛みたい!」「動物の鳴き声に聞こえる!」など,一人ひとりの感じ方は多様であった。このような姿は,これから,音・音楽を聴くという行為の素地となるであろう。楽曲への出会わせ方にも留意した。一音だけで演奏できる曲から始め,徐々に使われている音を増やし,現在は左手のみ(ソラシドレ)で演奏できる楽曲のレパートリーも増えてきた。自分の息がそのまま音へと変わる楽器との出会いから見えた姿のひとつとして,自分の息に意識を持つようになったと捉えている。また,自分の出す音に着目するようになっただけでなく,友だちが出す音にも意識が向くようになったと言える姿が多くなった。本題材でも互いの音をよく聴きあう営みの中で,自分自身の音楽するからだを育んでほしいと願っている。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.132. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 町田直樹
- 論文・教材本文
- 第3学年「音楽」学習指導案「音を聴きあって」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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