第6学年「社会」学習指導案「18才選挙権の意義について考える②」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 社会・地理歴史・公民
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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(1)【場面設定】: 「時事的な社会事象について,他者との差異や葛藤を生じる問題」を扱う内容
「18 歳選挙権は,みんなが幸せになる社会を実現することにつながるのであろうか。」
(2)18 才選挙権とその低投票率から選挙権の意義について考える
公職選挙法改正案により,2016 年( 平成28 年) に選挙権年齢が18 才以上に引き下げられた。18,19才の投票率は第1 回目の46.78%から,第2 回目は40.49%,3 回目は31.33%と年々低下の一途をたどっている。18・19・20 才代の若者たちが投票へ行かない理由は,個人的な時間や距離の問題等,投票に行くのが面倒だということや,期日前投票の存在を知らないことや,「投票権を行使しても利益は無い」・「自分たちの生活は選挙の前も後もさほど変わらない」等,政治への関心も期待も薄いことがあげられる。また,「選挙権は義務そして権利」であるという考えが希薄であり,選挙権の重要性を認識していないと考えられる。一方,行きたいという意思はあっても,「政党や立候補者の人数が多すぎてどの政党やどの人物に投票したらよいかが決めにくい」などもあげられる。しかし,その理由で投票を棄権するという行為が将来どのように自分たちの実生活に影響してくるかについて,18 才選挙権の意義について考えてはいないのではないだろうか。民主主義社会をともに生きていく国民の一人として,真摯に向かい合って考えたい問題である。卒業を目前とする6 年生の子どもたちに,選挙権の意義とその歴史的背景とその重みについてともに考え,「18 歳選挙権の意義とみんなが幸せになる社会の実現」について真摯に向き合い,様々な立場の人たちが幸せになれる社会の到来を担う社会の主人公は自分たちなのであることを自ら真剣に考える機会をもちたい。
(3)具体的な「判断の基準」から概念化された「判断の規準」へ
社会的論争問題の「判断の基準」について,初めの事実やデータ,生活経験や既習事項に基づいた具体的な「判断の基準」から,様々な立場の人たちが幸せになれるような概念化された「判断の規準」を対話を通して,問い直していくことを目指したい。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.127. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 佐藤孔美
- 論文・教材本文
- 第6学年「社会」学習指導案「18才選挙権の意義について考える②」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 関連情報
- 第6学年「社会」学習指導案「18才選挙権の意義について考える①」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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