読書活動充実への試み A trial to expand reading activity

教科・単元、キーワード
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校種間連携
概要

本稿は読書の楽しさを感じ,より一層の読書活動充実への契機とするよう試みた単元「おすすめの本(作品)を紹介しよう」の授業と,この単元後の本校図書室への影響を報告するものである。 指導のねらいとして,生徒が「自己の読書活動をふり返る」中で「(作品が)自己に与えた影響 に気づく」 場面を設定することにある。その一方で自己の愛読作品を他者に伝えるためにスピーチ やPOP力ード作りなどの表現活動を取り入れることで,生徒の「表現しようとする力」や「他者を受容し,理解しようとする姿勢や態度」,更にスピーチ後の相互交流を経て「自己の表現を省察 する力」を育成する場を設けようと試みた。
第3学年の生徒は授業者が3年間担当した学年であるので,3年問様々な場面で身に付けた彼らの表現活動.話し合いの力を活用した場面を意図的に組み込んでみた。また,卒業制作としてPOPカードを制作し,それを本校図書室との連携を図り,図書室に寄贈することで後輩(下級生)たち の読書活動に貢献することを願った。
キーワード:読書活動表現活動スピーチ相互交流 POP力ード図書室との連携

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 戸谷順子

論文・教材本文

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  • 登録日時 2018-12-28 13:53:51
  • 更新日時 2022-10-31 09:08:07
  • ページビュー数 348回