読書活動充実への試み(2013年度 中学校研究紀要 第42集)

教科・単元、キーワード
  • 国語
  • 探究力・活用力
  • 対話的な学び
  • 主体性
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 中学校
  • 中1
  • 中2
  • 中3
校種間連携
概要

本稿は読書の楽しさを感じ、より一層の読書活動充実への契機とするよう試みた単元「おすすめの本(作品)を紹介しよう」の授業と、この単元後の本校図書室への影響を報告するものである。
指導のねらいとして、生徒が「自己の読書活動をふり返る」中で「(作品が)自己に与えた影響に気づく」 場面を設定することにある。その一方で自己の愛読作品を他者に伝えるためにスピーチやPOP力ード作りなどの表現活動を取り入れることで、生徒の「表現しようとする力」や「他者を受容し、理解しようとする姿勢や態度」、更にスピーチ後の相互交流を経て「自己の表現を省察する力」を育成する場を設けようと試みた。
第3学年の生徒は授業者が3年間担当した学年であるので、3年問様々な場面で身に付けた彼らの表現活動、話し合いの力を活用した場面を意図的に組み込んでみた。また、卒業制作としてPOPカードを制作し、それを本校図書室との連携を図り、図書室に寄贈することで後輩(下級生)たちの読書活動に貢献することを願った。
キーワード:読書活動 表現活動 スピーチ 相互交流 POPカード 図書室との連携

出典:2013年度 中学校研究紀要 第42集, p.67-80.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 戸谷順子

論文・教材本文
読書活動充実への試み(2013年度 中学校研究紀要 第42集)

この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています

  • 国語科における省察的教材研究の探究 ―中学校文学教材の授業事例を中心とした考察を通して―(2013年度 中学校研究紀要 第42集)

  • 探究活動における情報活用能力の育成 ~micro:bit を活用した実践事例~(2021年度 中学校研究紀要 第50集)

  • 2年「国語科」学習指導案 「『ST KILDA』に添える詩(うた)〜写真に添える詩句を創作する〜」(2022年度 中学校公開研究会)

アンケート

本教材・論文の感想をお教え下さい。



Q1.本教材・論文は参考になりましたか

参考になった   ←   どちらでもない  →   参考にならなかった


Q2.本教材・論文を活用して実際に授業等の教育活動を実践したいとお考えですか

実践したい   ←   どちらでもない   →   実践は考えていない


Q3.Q1、Q2でお答えになった理由や、本教材・論文に関するご意見ご感想など、ぜひお聞かせください


Q4.あなたご自身についてお教え下さい

ご所属:


職種:


*ホームページ等へコメントを掲載させていただくことがあります。ご了承ください。


  • 登録日時 2018-12-28 13:53:51
  • 更新日時 2025-05-28 12:16:03
  • ページビュー数 447回