第3学年「国語」学習指導案「よんでつくって楽しもう」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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今年度より,週に1回,外国語活動が始まった三年生。異文化理解の第一歩を踏み出す学年だからこそ,それを支える自文化理解につながる活動にもじっくりと取り組んでいきたい。そこで,日本語の語彙を増やし,日本語のもつリズムや響きに十分に親しむことが大切であると考え,年間を通して俳句や川柳の鑑賞および創作活動に取り組んできた。創作活動では,子どもたちの“今”を大切にしたいと考え,てつがく創造活動の体験や学校行事の直後や,季節見つけをした際などに行った。詩に関しては1年生の頃から学習経験があったが,俳句や川柳を重点的に扱うのは今年度が初めてである。そのため,はじめは五/七/五に言葉をあてはめていくのに苦労していたが,次第にリズムに慣れてきた様子がうかがえる。個人差はあるが,自分の俳句・川柳ノートをつくり,日常的に創作活動に取り組んでいる。
1・2学期は,「わたしはこんな作品ができたから聞いてほしい。」という思いを大切にし,作者を明らかにして発表し合っていた。鑑賞した児童はその子の人となりを理解しながら,作品のよい所を見つけたり自分なりの解釈を伝えたりすることで交流を深めてきた。一方,どの作品も基本的には“よい”と捉え,課題があるとすれば季重なりや字余りなど形式に関することが多く,限られた字数でことばを精選する段階には至らなかった。そこで,ことばへの感度をより高め,ことばを吟味しながら思いを表す難しさや楽しさを感じられるように,3学期に入ってからは,句会の形式をとり,匿名で句を見合い,感じたことを自由に伝え合う手法に切り替えたところである。「自分にとってよい俳句ってどんな俳句かな。」という問いをもちながら,よりよい俳句にしようという意欲が高まっている。
本単元では,これまでつくってきた作品をもとにカレンダーをつくるという言語活動を設定する。一年間のまとめとなるように作品を振り返ること,季節の移り変わりを感じることを通して,ことばへの感度を高めていきたい。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.118. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 下脇陽子
- 論文・教材本文
- 第3学年「国語」学習指導案「よんでつくって楽しもう」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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