第1学年「みがく」学習活動案「田んぼプロジェクト」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 社会・地理歴史・公民
- 理科
- 総合的な学習・探究の時間
- 探究力・活用力
- てつがく
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 校種間連携
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- 概要
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<活動の履歴> 今年1年間かけて行った,田んぼプロジェクト。東村山に年4回通い,農家の方の力を借りながら作業を行ったみちる田んぼ( みちるは学年の総称)。教室前の花壇を田んぼに変えるところから始まり,収穫・脱穀・精米まで行ったミニみちる田んぼ。農家の方の力を借りたみちる田んぼに行くたびに,稲の生長を比べたり,農家の方にアドバイスをいただいたりしながら,教室前のミニ田んぼに活かしてきた。特に,教室前のミニ田んぼでは,朝,休み時間,帰りの水やりはもちろん,さまざまな生き物が集まってくることに一喜一憂しながら,毎日を過ごした。学校のミニ田んぼでは,収穫までたどりつくまでには,台風やすずめなどの自然による被害,水漏れ事件など本当にたくさんの出来事があった。その度に,教師は最低限の支援をし( かかしを立てる,高いところにネットを張る),手を差しのべたい気持ちをぐっとこらえた。子どもたちが気付き,アイディアを出し,動き出すことを待った。子どもたちが動き出すことを待っているがために,稲がもっと実りを増やす機会をなくしてしまった可能性はあるが,子どもたちが自分たちでお米のために考え,行動することは子どもたちの実りとしては大きかった。また,田んぼプロジェクトでかかせないものに保護者の方の支援がある。秋に行った収穫祭では,子どもは教室内でおまつり( 神輿,射的,宝探し,お化け屋敷など) を行った。保護者の方には祭りのお客さんとして参加していただく一方で,外では薪をつかって,飯盒でご飯を炊き,子どもたちが教室前の収穫後の花壇に土を入れ替えてつくった野菜で味噌汁を作っていただいた。ほかにも,稲刈りで鎌を使う際に引率のお願いをしたり,もちつきで手伝いにきていただくことで,ダイナミックな活動を行うことができた。
<本活動について> 日常生活の中で,スーパーには白い白米,あるいは玄米の形で売られている。そして,「ごはんだよ」と言われたら,湯気の立った真っ白いご飯がお茶碗によそわれていることが当たり前だった子どもいる。また,親戚が農家の方で,夏休み手伝っているんだと言っていた子どもも,土作りから自分たちが食べるまでの作業を全て目にして子はいない。このような活動を通して,子どもたちの目にはどうように感じ,どのように受け取ったのか,子どものたちの言葉をつむいで振り返りたい。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.114. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 下田愛佳里
- 論文・教材本文
- 第1学年「みがく」学習活動案「田んぼプロジェクト」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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