第1学年2組「算数」学習指導案「ばめんをかんがえよう」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 校種間連携
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- 幼稚園
- 小学校
- 概要
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1年生で学習する「数と計算」領域では,「加法及び減法の意味を考えたり,加法減法が用いられる場面を式に表したり,式を読み取ったりすることができるようにするとともに,1位数の加法及びその逆の減法の計算ができるようにする」ことをねらいとしている。数のしくみや計算について理解してきた子どもたちとここでは,「式をよむ」「具体的な場面から式を作る」「加法・減法の場面を言葉や絵で理解する」と考えた。加法や減法の素地を築くときに大切にしたいのは,「問題場面からどんな式を使えばいいか」「式からどんな問題場面を思い浮かべることができるか」を考えられることではないだろうか。
本題材は,たし算・ひき算の学習を一通り終えた後の学習として設定した。加法・減法が混在した場面から,自分で判断し,問題場面を選び出し,解決していく過程を大切にし,ねらいに迫っていきたい。
これまでの学習では,加法や減法の問題場面をそれぞれが考えながら,「たし算とは,ひき算とは。」ということを考えてきた。本題材でも,様々な場面が出されることが当然出てくるだろう。しかし,共通な1枚の絵を見たとき,その中から作り出された加法や減法の場面をどのように読み取るのか,整合性はあるのかということ丁寧に考えていく学習を計画している。
特に,同じ絵の中に,たし算やひき算の問題を考えることができるであろう。そこから,「なぜ,そう読み取れるのか。」「どんな見方をすると成立するのか。」ということを友だちの考えを聞き取り,受け入れながら違いや共通点を探っていく活動を大切にしたい。
子どもたちの素直な言葉や絵から読みとる個々の見方の違いを大切に扱うことは,自分の見方を伝え,友だちの見方と交わり,自分たちの見方へとつながっていくことになる。そこで,多様な表現が混ざり合い,整理していく過程に「多彩な数学的コミュニケーション」を見いだせるのではないかと考えている。1年生なりに具体を手がかりに対話を通して理解を深めていく姿を追究していきたい。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.92. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 冨田京子
- 論文・教材本文
- 第1学年2組「算数」学習指導案「ばめんをかんがえよう」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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