第5学年「国語」学習指導案「人物の生き方について考えよう―『洪庵のたいまつ』(三省堂)―」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- てつがく
- 校種・学年
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- 小学校
- 小5
- 校種間連携
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- 概要
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「洪庵のたいまつ」は,江戸時代末期に適塾を開き,明治という新しい時代に活躍する人材を育てた緒方洪庵の生涯について書かれている。筆者,司馬遼太郎が,5年生のために書き下ろした伝記である。伝記は,人物の生き方を知ることができる。間もなく最高学年となる子どもたちにとって,歴史的人物に伝記を通して出会い,考え,自分の生きる目標や,生き方について考えることは,伝記を読んで学ぶ意義を高めるものと考える。
また,開発研究,“てつがくすること”とも関連し,国語の学びのなかで,教材で出会う人物や人物の生き方について考えることは,てつがくすることにもつながっていくことと考える。本単元では,この洪庵の生き方につい考え,筆者,司馬遼太郎が後世を託した子どもたちに書き表した「世のためにつくすこと」,「名を求めず,利を求めない」,「他人のために生き続ける」,「人なみでない部分をもつことはすばらしいことなのである。そのことがものを考えるばねになる」などの言葉は,国語でてつがくする題材として,とても深く,重いものである。こうした司馬遼太郎の言葉にも目を向けながら人物,緒方洪庵の生き方について考え,自らの考えを持ってもらいたい。
出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項, p.86 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 芥川元喜
- 論文・教材本文
- 第5学年「国語」学習指導案「人物の生き方について考えようー『洪庵のたいまつ』(三省堂)ー」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
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