第4学年「てつがく創造活動」学習指導案「「ものづくり」を学んで」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 総合的な学習・探究の時間
- 探究力・活用力
- てつがく
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小4
- 校種間連携
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- 概要
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4年生の「てつがく創造活動」を始めるにあたって,今年度取り組んでみたいことを尋ねたところ,これまでの楽しかった体験活動を想起し,お祭りや製作活動,まね事・模倣品による疑似体験(ごっこ遊び)を希望する声が強かった。もう少し経験の幅を広げたいという教師の願いもあり,子どもたちが「自由な製作活動・自分で工夫して取り組む工作」といった意味合いで出してきた「ものづくり」をテーマに活動していくことにした。そして,本物に触れる体験から,ものづくりの本来の社会的な意味「日本の製造業やそこで使われる技術,人々やその文化」といったことに迫る学習を構想した。
1学期は,校外学習で合羽橋道具街と醤油工場へ行ったのをきっかけに,「ものづくり」への関心を広げ,関心のある小テーマごとにグループをつくり追究してきた。それに加え,2学期からは,「TOKYO 町工場HUB」という団体の協力を得て,下町にある町工場見学やニコンの博物館見学,ロボット工学の研究者のお話を伺う機会など,新旧様々なものづくりの仕事に携わる方と直接関わる体験活動を通して,「日本のものづくり( 文化)」に触れる機会を設けてきた。3学期は,さらにそれぞれのテーマについて追究しつつ,「ものづくり学習発表会(仮称)」に向けて,これまでの活動から「ものづくり」について学んできたことをまとめてきている。
この1年間の「ものづくり」の学習で行った一つ一つの体験の何が印象に残り,どのようにとらえてきたのかは人それぞれだが,その,個々のものづくりに対する思いを共有し,これまでの体験に対する見方を広げていくことで,これまでの体験の自分にとっての意味が明確になり,価値ある経験になっていくのではないだろうか。このような考えから,それぞれが「ものづくり」に対して考えていることを言語化し,対話を通して見つめ直すことで,具体(的な体験)と抽象(的な言語)の往還の中から,実感を伴う学びの意義を見出し,学習のまとめへとつなげていってほしいと願っている。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.88. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 片山守道
- 論文・教材本文
- 第4学年「てつがく創造活動」学習指導案「「ものづくり」を学んで」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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