第3学年「国語」学習指導案「わらい話を楽しもう」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- てつがく
- 対話的な学び
- 主体性
- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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読書が大好きな子ども達で,朝の時間やちょっとした空き時間でも本を読んでいる児童も多い。3年生になって,学校の図書コーナー(図書室)で本も借りられるようになり,読書の量もさらに増えてきた。ただ,読んでいる本は,児童それぞれの好みで選んでいて偏りもあり,笑い話やとんち話などを自ら手にする児童はあまり見られない。そこで,日本に昔から伝わるいろいろな笑い話をたくさん見つけて読み,先人の知恵や機知に触れ,そのおもしろさを存分に味わう機会を作りたいと考えた。そのために,学校司書に依頼して,本校の図書コーナー(図書室)の蔵書の中から笑い話の収まった図書を広い出してもらったところ,20冊ほど集まり,話の数としては相当な数になった。これらを2学期末から学年フロアに置いて,いつでも読めるようにしておいた。また,冬休み中には地域の図書館などでも探して,読んでおくように伝えた。このようにして読み親しむことによって,文字言語を通して話の展開や表現のおもしろさに気づき,笑い話の楽しさを味わってきた。
本単元では,これらをもとに,自分が読んで感じとった笑い話のおもしろさを,声に出して読んで表す活動を行い,そのためにはどのような工夫をしたらよいかを考えさせたい。一人で・ペアで・グループでの役割読みなどの読み方を選ぶ,声の大きさ・読む速さ・間の取り方を考える,さらに必要に応じて身振り・手振りを加える…など,友だちに伝えるためには様々な工夫が必要であることにも気づいてほしい。そして,声に表して読む側もそれを聞く側も,ともにそのおもしろさを共有して笑い話の世界の楽しさを存分に味わってほしいと考えている。
出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項, p.85 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 横内智子
- 論文・教材本文
- 第3学年「国語」学習指導案「わらい話を楽しもう」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
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