第3学年「図画工作」学習指導案「やさしさにつつまれて(造形遊び)」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- てつがく
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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図画工作部では,<もの・場所・人・こと>との対話を題材設定の基盤に置いている。本題材は,薄葉紙の感触(=ものとの対話)と広がりある空間に働きかける(=場所との対話)ことに着目し,子どもたちが身体全体の感覚を働かせて表現する楽しさを味わう活動である。
今年度,本校は,自明とされる価値やことがらの問い直しを主題に,主に言語を使った対話で「てつがくすること」を探求してきた。それに対して,造形活動の中心的な表現言語は形と色である。そして,それらを発信する源に形や色に基づいたイメージがある。本題材では,このイメージを想起させる源として,触覚に働きかける薄葉紙の感触と開放的なプレイルームの雰囲気の誘因性に着目した。特に場所との対話には,子どもが固定的造形表現に留まることなく,身に纏ったり,はためかせるように動いたりなどの身体を使う動的な活動を促すことも期待できると考えた。これらを通しては,子どもたちは,イメージを捉えて主題を掴んでいくことになる。本題材の場合は,「題名」としての主題だけでなく,新しい活動の閃きや発想,構想も活動の主題となる。そして,この過程における造形的思考こそが図画工作の学びにおける「てつがくすること」につながるのではないかと考えている。加えて,本題材は,ファミリーを中心とした協働的交流の活動の場を規定しているので,他者との視覚的コミュニケーションを補完する時に,言語活動が有効に機能することになる。
出典:第78回教育実際指導研究会(2015年度)発表要項, p.89. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 堀井武彦・中出律子
- 論文・教材本文
- 第3学年「図画工作」学習指導案「やさしさにつつまれて(造形遊び)」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
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