第3学年「音楽」学習指導案「唱歌(しょうが)でアンサンブル」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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締太鼓の「天テレツク」や箏の「ツツテン」などのように,旋律やりズム,音色などを口で唱えるものを唱歌(しょうが)という。これは,楽譜と口伝えの間の中間的な役目を持つもので,唱歌を覚えれば,楽譜に頼らず,身体丸ごとで音楽を理解する学びの道筋ができる。たとえ楽器を演奏できなくても,各楽器の唱歌を合わせるだけで,奏法の特徴を知り,アンサンブルの楽しさを味わうことができる。
この学年の子どもたちは,2年で「江戸囃子」(締太鼓,大太鼓,篠笛,チャンチキ) ,3年で「八丈太鼓 どんどら・本囃子」(大太鼓) ,「さくらさくら」(箏)の演奏に取り組んできた。和楽器の習得で大切だと考えるのは,「なぞり,かたどる」営みである。所作振る舞いも含め,丸ごとを「まねる」ことを繰り返しながら,自分の身体に音楽を染み込ませていくのである。
今回は,初めて「小鼓」の唱歌を扱う。あまりなじみのない楽器の特徴を,唱歌を通して感じると共に,大鼓の唱歌と合わせ,仲間とともにアンサンブルする楽しさを味わって欲しいと願っている。
出典:第78回教育実際指導研究会(2015年度)発表要項, p.88. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 猶原和子
- 論文・教材本文
- 第3学年「音楽」学習指導案「唱歌(しょうが)でアンサンブル」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
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