「問い」とこれからの授業 ~「国民とは何か」~(2018年度 高校研究紀要 第64号)
- 教科・単元、キーワード
-
- 社会・地理歴史・公民
- 総合的な学習・探究の時間
- 探究力・活用力
- SGH(スーパーグローバルハイスクール)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- 校種・学年
-
- 高校
- 高1
- 高2
- 高3
- 校種間連携
-
- 概要
-
2018 年3 月に新学習指導要領が告示され、7 月にその解説が告示された。そこでは、「子供たちが、学習内容を人生や社会の在り方と結びつけて深く理解し、これからの時代に求められる資質・能力を身に付け、生涯にわたって能動的に学び続けることができるようにする」ために「主体的・対話的で深い学び」の実現を強く求めている。また「自国の動向とグローバルな動向を横断的・総合的に捉えて現代的な諸課題を歴史的に考察する力」の育成が課題とされている。この課題は、「学んだことを人生や社会に生かそうとする〜学びに向かう力・人間性など」「実際の社会や生活で生きて働く〜知能及び技能」「未知の状況にも対応できる〜思考力・判断力・表現力」といった育てたい資質・能力の三つの柱に根ざしたものであるが、教科的に見れば、「なぜ歴史を学ぶのか」「歴史が何の役に立つのか」という学ぶことの意義を考えることにもなろう。本稿では世界史A の授業を通じて生徒が「問い」から何を得たのかを論じてみたい。
出典:2018年度 高校研究紀要 第64号, p.155-171. - コンテンツ担当者・著者
-
お茶の水女子大学附属高等学校 山川志保
- 論文・教材本文
- 「問い」とこれからの授業 ~「国民とは何か」~(2018年度 高校研究紀要 第64号)
- 関連情報
- ファシズムとは何か ― 問いの性質と歴史的思考力に関する一考察 ―(2017年度 高校研究紀要 第63号) 「歴史総合」で培う力―「歴史総合」を生徒はどう感じ,どのような力を身に付けたのだろうか?―(2022年度 高校研究紀要 第68号)
この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています
- 登録日時 2019-09-02 15:20:59
- 更新日時 2024-07-18 14:57:32
- ページビュー数 880回