第6学年「図画工作」学習指導案「Imagine(思いえがいてみよう)―アートの寄せがき―」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
-
- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- てつがく
- 主体性
- コンピテンシー育成
-
- 校種・学年
-
- 小学校
- 小6
- 校種間連携
-
- 概要
-
本題材名「Imagine(イマジン)」は,言うまでもなく,1971 年に発表されたジョン・レノンの楽曲のタイトルである。卒業を目前に控えた6年生の今,そして明日のことを「思いえがいてみよう」と呼びかけてみたいと考えた授業者の素朴な思いを起点とした題材である。そして,図画工作の学習を通して「お茶小百景」→「お茶の水焼き」→「12 年後のわたし」→「ドリームプラン」へと,主題の対象を個人から社会へと広げ,卒業に向けた気持ちづくりを促す意図を埋め込んだ活動に取り組みの総括として本題材を設定した。同時に,自分から世界へと主題の対象を広げた後,再度,自分の心情と向き合う「てつがく」の活動という含意もある。
本題材は,天井から吊るした養生シートに透過性のある材料や描画材で絵に表す活動である。しかし,自分の今を「思いえがいてみよう」という問いかけだけでは漠然としているので,「アートの寄せがき」という副主題を加えた。一般的に「寄せ書き」は,記念日や送別の際,友人・知人への思いを言葉託して記するわけであるが,自分の気持ちを慣例句にあてはめる傾向も少なくない。そこで,言葉では表しきれないイメージを形や色で表現することで慣習を問い直す造形的な学びの「てつがく」として活動することを構想した。既習事項として第5学年「心のもよう」において,モダンテクニックで表現した模様の偶然性と感情を結びつける鑑賞の能力が生かされることを期待するが,表現活動としては,吊るされた透過性の養生シートという場に働きかける能動性が起点となるので難易度は増すことになる。表現形式として大画面の「ステンドグラス」に収斂しないよう支援する心づもりである。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項, p.136. - コンテンツ担当者・著者
-
お茶の水女子大学附属小学校 堀井武彦
- 論文・教材本文
- 第6学年「図画工作」学習指導案「Imagine(思いえがいてみよう)―アートの寄せがき―」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています
- 登録日時 2019-06-10 14:02:19
- 更新日時 2024-06-14 16:20:58
- ページビュー数 366回
