第3学年「算数」学習指導案「データから考える」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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本単元では,目的に応じてデータを収集・整理して,それらをもとにして判断をおこなうことをねらいとしている。これまでに子どもたちは,身のまわりにある数量を分類整理し,簡単な表や○を使ったグラフなどに表したり,そこから読み取ったりすることを学習してきた。本単元では,目的に応じてデータを収集し,棒グラフや二次元表などを用いて整理し,自分なりの判断をおこなう。
本単元では,3年生がより使いたくなる図書コーナーにするために,新たに購入する本の選び方を考える題材を扱う。本校の図書コーナーでは,3年生以上の児童が本を借りることができる。3年生の利用の様子を見ると,本好きの児童は積極的に学校の図書コーナーを利用している。一方で,ほとんど利用していない児童もおり,教員も学校司書も,より多くの3年生に図書コーナーを利用してほしいと感じている。
そこで,「3年生が使いたくなるために,学校の図書コーナーにどんな本を入れたらいいかを一緒に考えたい」という学校司書の思いに答えるために,本の選び方を考えていく。必要なデータも子どもたちと考えていくが,3年生の本の貸し出し冊数や,今興味がある分類,今ある本の分類ごとの冊数などが挙がると予想される。必要ならば,目的に応じてアンケート調査等もおこない,必要なデータの収集をおこなっていく。データを整理する際には,棒グラフや二次元表などを用いる方法についても適宜指導し,判断に用いることができるようにする。このようにして集団の傾向にも目を向けることで,個々の思いと,うまく折り合いをつけようとする経験も大事にしていきたい。
統計的な問題解決では,何をするためにデータを用いるのか,解決の目的が重要である。本題材は児童にとって身近であり,「3年生が使いたくなるような図書コーナーにするために,新しく買う本を選ぶ」という明確な目的がある。本単元を通して,目的に応じて必要なデータを収集し判断に用いるプロセスを児童に経験させ,統計を日常生活に役立てようとする態度も育んでいきたい。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項, p.120. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 落合菜々子
- 論文・教材本文
- 第3学年「算数」学習指導案「データから考える」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
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