第2学年「国語」学習指導案「声に出して読もう~これはどう読む?~『ニャーゴ』」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
-
- 国語
- 探究力・活用力
- 主体性
- コンピテンシー育成
-
- 校種・学年
-
- 小学校
- 小2
- 校種間連携
-
- 概要
-
音読の大好きな子どもたちである。一人読みでは日頃から,家庭で行う音読・「音読名人」への挑戦・「えらぶ」の時間での詩の暗誦などに取り組み,声に出して読む楽しさを味わっている。またクラスでは,ことば遊び歌や詩,教材文などを,声を合わせて読む,グループごとにかけ合いにして読む,リズムやことばの響きを生かして読む,役割読み,1文交代での「。」読みなど,さまざまな読み方を工夫して,みんなといっしょだからこそ味わえる音読の楽しさを存分に経験している。
これらの経験を踏まえて,本単元では,物語文を,場面のようすや人物の気持ちを読み取り,そのうえで,読んで考えたり想像したりしたことを生かして音読させたいと考えた。取り上げた教材文「ニャーゴ」は,初めて出会った猫にその恐ろしさを知らずに無邪気に親切に接している子ねずみたちと,彼らを狙っていた猫との会話のおもしろさや,戸惑う猫のようす,そして意外な展開に,子どもたちも楽しんで読み味わうことができる作品である。授業では,五つに分けた場面ごとに,場所や人物の行動を,叙述に沿って丁寧に読みながら,場面や人物の気持ちを吹き出しで書き込むなどして想像を広げる。挿し絵も大事な手がかりになるであろう。授業の終わりには,読み取ったことを生かして,その場面を音読する。このまとめの音読では,読み取ったことをどのように表すか子どもによってさまざまな違いがあると予想されるが,自分たちなりにふさわしい読み方を工夫する姿を大切にしたいと考えている。単元の最後には,物語の中からお気に入りの場面を選んで音読発表会を行う。そこでは,友だちの読み方を聴き合うことを大切にして,読み方の違いを感じ,「そんな読み方もあるよね」と気づく場にしたいと考えている。「ここはこう読むべき」という共通のゴールを設定するのではなく,読み取ったことをもとに声に出して読む楽しさを感じ,よりふさわしい読み方を模索する姿を作り出したい。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項, p.116. - コンテンツ担当者・著者
-
お茶の水女子大学附属小学校 横内智子
- 論文・教材本文
- 第2学年「国語」学習指導案「声に出して読もう~これはどう読む?~『ニャーゴ』」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています
- 登録日時 2019-06-10 13:01:41
- 更新日時 2024-06-14 13:33:54
- ページビュー数 2421回
