第5学年「算数」学習指導案「割合の考え」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小5
- 校種間連携
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- 概要
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第5学年で扱う割合は、子どもにとって理解が難しいと言われている。例えば、「比較量」、「基準量」、「割合」ならびにその関係を把握することの難しさは、全国学力・学習状況調査からも度々指摘されている。このような現状を改善しようと、これまでに多くの実践が行われてきており、新学習指導要領においても、4年生で「簡単な割合」が扱われることになるなど、様々な工夫がなされている。
上記を踏まえ、積み重ねられてきた実践をもとに、割合の理解が深まる学びをつくっていきたい。その際、割合の理解のために、割合そのものに向き合うだけでなく、割合の考えが使われている場面や必要とされる場面で、その考えを用いて問題解決していくことを大切にしていく。なぜなら、その有用性を感得していくことが、割合の理解に繋がると考えるからである。“割合は、(難しいが)面白い。”と思えるように、教師も子どもも楽しみながら学べる単元構成や題材の工夫をしていきたい。
本単元の導入(本時)では、給食のメニューである「ナンピザ」について、全体の量に対するソースの量を考える場面を設定する。それぞれの量(ソースの重さ、 ナンの重さ、 全体の重さ等)は、全体の量や味のバランス、食べやすさなどを考えて決められている。授業では、中学年のナンピザ(全体の量125gに対してソースの量が50g)をもとに、自分達が食べる高学年のナンピザの量について考える。具体的には、全体の量150gに対して、ソースの量は何gであるとよいかについて考えていく。考える過程において、差の考えと比較するなどしながら、割合の考えの特徴やそのよさを感得できるような展開としていきたい。尚、給食の量は、子どもたちの標準体重から1 日に必要なエネルギー量を算出して決めている。例えば、中学年の量を1とすると、高学年の量は1.2、低学年の量は0.8 となっており、「小数倍(整数÷整数=小数)」の学習においても、給食を題材として学んでいる。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項 p.106 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 久下谷明
- 論文・教材本文
- 第5学年「算数」学習指導案「割合の考え」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
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