第1学年「算数」学習指導案「かたちをわける!」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 校種間連携
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- 幼稚園
- 小学校
- 概要
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2学期に行った「かたちみつけ」の学習では,身の周りにあるものから「まるいかたち」「しかくいかたち」「さんかくのかたち」を見つけ,それぞれにどのような特徴があるかを考えてきた。しかくみつけでは,「ながい」という言葉に着目し,「横長しかくも縦長しかくも同じ長四角なのではないか」という疑問から,向きが変わっても形は変わらないということが確認されたが,さんかくみつけでは,「縦長さんかくと横長さんかくは形が違う」という意見が出され,形をどう見ていくことがいいのか混乱していった。また,同じものをみつけても,どの仲間に入るのかということを明確にすることができなかった。
今回は,個々の子どもの思いのズレをどのように調整し,形の特徴を捉えていくか,その過程を大事にして,理解を深めていくことをねらっている。提示した題材を自分の中に取り込むために,学習の最初と最後に「形遊び」を取り入れた。言語だけで,学びを評価するのではなく,最初と最後に遊びを入れることで,そこでの活動の様子から,本題材の学びが一人ひとりにどのように取り込まれているのかも見ていきたい。
実際に身の回りにあるものの形は,多様であるのでこの場に全てを持ち込むことは難しい。そこで,積み木だけでなく,色・素材な様々なものが含まれているフレーベル12の恩物からいくつかの模型を使ってみることにした。ここでは,恩物がもつ意味と価値という点を考慮するのではなく,素材や形が多様である,また,子どもにとって扱いやすい大きさであるという点を取り入れ扱うことにする。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.128. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 冨田京子
- 論文・教材本文
- 第1学年「算数」学習指導案「かたちをわける!」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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