第6学年「国語」学習指導案「物語の謎を見定め、読み解く『やまなし』」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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2学期、宮沢賢治作の『雪わたり』を国語の授業で読んだ。一読して不思議に思ったことやみんなで考えてみたいことを出し合い、問いの形にして読み深めていった。宮沢賢治の作品には、独特の世界観がある。6年間、数多くの物語文を読んできた子どもたちにとっても、すぐにその世界観を味わうことは難しそうであった。しかし、自分たちが考えた問いについて考えていく過程で、少しずつ『雪わたり』の世界に入りこんで読んでいる様子だった。
『やまなし』をどのように読んでいくか。5月と12月の幻灯を比較する、生と死の対比を考える、オノマトペを中心に読む、色を比較する等、様々な学習活動が考えられる。また、宮沢賢治のことをどこまで知っておくかも問題となる。『イーハトーブの夢』を先に読んだ上で『やまなし』を読むのか、作者のことを学習する前に、『やまなし』を読むことで物語そのものを純粋に読み味わう方が良い等と、議論は尽きないが、本単元では、作者のことを知った上で読み深めていきたいと考えた。事前に宮沢賢治について調べ、どのような思いで物語を書いていたのかまで考えた。その上で『やまなし』を読んでいく。
これまでの学習経験から、多様な視点で物語を読むことで、登場人物のこと・作者のこと・物語の特徴について考えを深められることを、子どもたちは実感している。そこで、読み解くための視点を決める言語活動を設定する。視点は、教師と子どもたちで決める。「表現効果(オノマトペを含む)」「宮沢賢治」「2枚の幻灯」「かにの親子」「色」「生と死」等である。視点ごとにグループを作り、追求した成果を全体で共有していく。この単元では、多様な視点で物語を読むことによって、より物語の世界を読み味わうことができることをねらっている。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項 p.104 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 廣瀬修也
- 論文・教材本文
- 第6学年「国語」学習指導案「物語の謎を見定め、読み解く『やまなし』」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
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