第4学年「社会」学習指導案「水の未来を考える」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 社会・地理歴史・公民
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小4
- 校種間連携
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- 概要
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子ども達は創造活動の時間に、1学期には多摩地域を流れる野川(多摩川の支流)を探検した。夏休みには埼玉県小川町(都民の飲料水の80%以上は荒川の水である。その荒川の上流にある町)で林間学校を行い、山とそこを流れる湧き水を見た。2学期には江戸川区の葛西海浜・臨海公園を探検した。半年間に渡ってMUSASHI(武蔵国)の水と触れあってきた。また、2学期の社会科では、江戸時代の(玉川)上水の働きと意義、上水を手に入れることの大切さについて学んできた。
武蔵国(東京・埼玉)の山・川・海に出かける活動と同時に、社会科では東京都の地形を学ぶことにした。このことで、一層実感をもつことができると考えた。また、東京の地形を概観することで、山地-台地-低地(海)を貫いて流れる多摩川(荒川)のことを知り、支流の野川で湧水が生まれる仕組みも学ぶことができた。生活と上水の関わりを学ぶお膳立ては既に揃っているのである。
これまで、授業者は本研究会で、高学年において、原発再稼働、沖縄米軍基地移設、竹島領有などの時事問題を授業化し、子どもたちが、様々な「判断の規準」で意思決定する学び方を身につけて「政治的リテラシー」を涵養しつつある姿を公開してきた。今年は、4年生で学べる時事問題として、以前から話題になり、2018 年に成立した水道法の改正問題を取り上げる。上水の運営方法が変わると、私達の生活はどのように変わる可能性があるのだろうか。水道法の改正に関わる報道の仕方も、「民営化される」、「民営化された国々では料金高騰、デモが起きる」などばかりを強調し、水道先進国である日本の現状にあった問題点の指摘が少ない印象を受ける。おとなも含めて考え直す契機にしたい。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項 p.92
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 岡田泰孝
- 論文・教材本文
- 第4学年「社会」学習指導案「水の未来を考える」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
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